カップラーメンを作るときにまず必要なのが「熱湯」です。
蓋を半分開けて、内側の線まで熱湯を注ぎ、
蓋をもどして3分待つ…というのがカップラーメンのセオリーですよね。
しかし、沸かしたと思っていたら実はケトルのコードが外れていて、
気付かずにそのまま、
ぬるいお湯を注いでしまったという経験はありませんか?
湯気が立っていないと気付いたときには
もう遅いんですよね。
こんな時、一体どうしたら良いのでしょう。
カップラーメンに使う熱湯は何度?
カップラーメンの作り方の説明には
「熱湯を注ぐ」と必ず書いてあります。
熱いお湯なら、ポットの保温状態のお湯を
そのまま注げば良いのでしょうか?
実は60~85℃に保たれた保温湯では、
3分間では麺が美味しく戻りません。
まだ固いからと言って時間を伸ばすと、
芯が残っているのに麺の表面だけふやけてしまって、
一番おいしい状態とは言いづらいです。
もちろんそれでも食べることはできますが、
やはり最も美味しくカップラーメンを作るには
沸騰したてのお湯を注ぐのが一番です。
保温湯であれば、再沸騰させて注ぐようにしましょう。
結局、説明通りに作るのが一番美味しいということですね!
カップラーメンに使えるお湯の最低温度は!?
カップラーメンといえば熱湯で作るイメージですが、
先に述べた通り美味しいかどうかはさておき、
低い温度のお湯でも時間をかければ作ることができます。
それだけでなく、
昨今注目されているのが「水で作る冷やしカップラーメン」
これは、ガスや電気が使えない災害時の非常食として使えるとあって、
実際に試す人が続出しています。
カップラーメンを出している食品会社も、
こぞって冷やしカップラーメンを推奨しています。
夏にはあえて氷を入れて冷やして食べる調理法を公開しており、
これはもはや食品会社公認の作り方となっています。
つまり、カップラーメンに使えるお湯の最低温度は、
お湯でなくもはや「水」ということです。
作り方も、水を注いで各カップラーメンに応じて、
15分~30分待つだけととても簡単です。
予想外の美味しさにハマる人も多いので、
暑くなる夏場にはもちろん、
災害などの火常時に備えて一度試してみてください。
カップラーメンに入れたお湯がぬるかった時はどうする?
もし間違ってぬるいお湯を入れてしまった場合、
そこからリカバリーする方法はあるのでしょうか。
ぬるいまま食べても美味しくないのは
易に想像がつきますよね。
しかし、ぬるいお湯を注いでしまっても、
美味しく食べる方法がいくつかあります。
一つ目は、カップラーメンの中身を
鍋に移し替えて加熱するという方法です。
そこまで量も多くないので、鍋で直接加熱すれば
すぐに沸騰して麺も良い具合になるので時短でもあります。
何より、ぬるいまま食べるよりも断然美味しく仕上がりますよ。
二つ目は、レンジ可の耐熱容器に移し替えて、
電子レンジで加熱する方法です。
1~2分ほど加熱して、麺が固ければちょうど良い固さになるまで、
そのまま少し待ちましょう。
間違ってもカップラーメンの元々の容器のまま加熱してはいけません。
火花が出て火事の原因になるので、
耐熱容器に入れ替えるのだけはお忘れなく。
どちらもとても簡単ですが、
自宅でのみ可能な方法です。
万が一それが出先や勤務先だった場合は、
粉末スープを入れる前なら急いでぬるいお湯を捨てて
熱湯を注ぐと良いでしょう。
既に粉末スープを入れてしまったという時は、
ぬるいお湯に少しでも熱湯を継ぎ足してスープの温度を上げましょう。
まとめ
カップラーメンは、熱湯を注ぐのが
最も美味しく仕上がるということが分かりました。
ぬるいお湯や水でも作ることはできますが、
もし熱々で美味しいカップラーメンを食べたいのであれば、
今回ご紹介した
「鍋で煮る方法」や「レンジ加熱する方法」を試してみてくださいね。
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