バレンタインデーは英語で“Valentine‘s Day”と書きます。
Valentineには「特別に親しいひと」「恋人」といった意味があり、
Valentine‘s Dayというつづりには、
『カップルで愛を誓い合う日』という意味が込められています。
日本ではあまりなじみのない考え方ですが、欧米では昔から、
バレンタインは、恋人がプレゼントを贈り合う日と認識されていました。
そのため、バレンタインのプレゼントや手紙の贈り主のところには、
あえて自分の名前を書かず、
「From Your Valentine」と書くのが流行したりもしました。
今回、英語でバレンタインメッセージの書くときのポイントについて、
まとめてみましたのでご紹介したいと思います。
バレンタインのつづりを英語で可愛く
バレンタインのチョコレートにメッセージを添えるなら、
とりあえず出だしは英語で「Happy Valentine’s day !」がおすすめです。
逆に日本語だと、
バレンタインデーにふさわしい挨拶の言い回しというのがないのです。
職場などで、義理チョコを手渡しで配る場合にも、
無言では気持ち悪いから何か言いながら渡したいけれど、
でも、何と言ったら良いのかわからない…
という人が多いのではないでしょうか。
日本語で「バレンタインおめでとうございます」と言ってしまうと、
相手から『別に何もおめでたくないけど？』と重くとられるおそれがありますが、
「ハッピーバレンタイン」と言えば、さらっと聞き流してもらえますし、
何となく楽しい雰囲気も出せるのでおすすめです。
ハッピーバレンタインのメッセージを英語で!隠れて告白!?
有名な話ですが、バレンタインデーの由来になった「バレンタイン Valentine」は、
元は人名です。
それとは別に、「バレンタイン」には、
一般にはあまり知られていないもうひとつの意味があります。
それは、“最愛のひと” “大切なひと”という意味です。
バレンタインのチョコに添えるメッセージとして、
Valentine という単語を使った文章を作ると、
おしゃれで気が利いている人という印象を
相手に与えることができます。
英語でメッセージを書くと良い点は、
日本語と違い、率直な気持ちを書いても重く見えないところです。
その安心感があるので、
書く方としても本音を書きやすいのですね。
メッセージの本文を、あたりさわりない日本語で書いて、
最後に “Valentine” を含むショートメッセージを添えるのもおすすめです。
ストレートに“最愛のあなたへ”と伝える英語表現は、次の三つです。
・You’re my Valentine.
・ My dear Valentine.
・Especially for my Valentine.
ここでは、Valentine をバレンタインデーという意味ではなくて、
「最愛のひと」の意味で使っています。
少し英語のわかる人ならメッセージを見て、
『 私のバレンタイン って何だろう？？』と思い意味を調べます。
そうして、Valentine の二つ目の意味を知り、
温かな気持ちになるという仕掛けです。
そういった含みを持たせない場合でも、
飾りとして英語を入れると、メッセージが可愛くなるのでおすすめです。
バレンタインでしたらたとえば、
・ Wishing you Happy Valentine’s Day.
・ Happy Valentine’s Day with lots of love.
などが、「良いバレンタインを」という意味ですので、
わりとどんな関係の相手にも使える言い回しです。
「Happy Valentine’s Day」のうしろには、どんな単語をつけても、
だいたいそれなりの文に見えますから、
迷ったらとりあえず「Happy Valentine’s Day」と書きましょう。
つづけて、「Thanks a lot」とか「Wissing you All the Best」とか、
英語の手紙でよく使われる感謝や激励の文言を足してみてください。
立派な、バレンタインデーのメッセージになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Valentine が、固有名詞と“最愛の人”の
ダブルミーニングになっているなんておもしろいですよね。
今年のバレンタインデーのメッセージカードには、
英語を使って秘密のお手紙をしのばせてみませんか？
参考になりましたら幸いです。
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