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赤ちゃんがつかまり立ちを始めた時の転倒防止策は一体どうする!?

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「子供の成長は早いもの」と言いますが、そのスピードといったら目を見張るばかり。

産まれた時はあんなにちっちゃくて、ふにゃふにゃで、壊れそうでドキドキしたのに。。。

いつのまにか寝返りをうって、ズリバイして、ハイハイして、ついには立っち。

何度も転倒して、その度に大泣きする我が子の姿。

ヒヤヒヤするのか、頼もしく見守るか、母の度量を試される時期ともいえるかもしれません。

親が子を心配するのは当たり前ですが、構いすぎても、放っときすぎても、子供にとってベストかどうかは神のみぞ知る。

子育ては加減が肝心なのです。

とはいえ、なすすべなくもなく心配しっ放しでは親の方がもちませんね。

「安心して心配できる」環境作りを考えてみましょう。

  

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安心して赤ちゃんがつかまり立ち出来る部屋とは!?

板の間でころんで「ゴチン!!」

けっこう、すごい音しますよね。

本人も何が起きたか分からない間を置いて、ものすごい声で泣き出す。

親もあわてて駆け寄って、抱き起こします。

しかし、これは赤ちゃんにとって、とても大事な行程なのです。

大人は忘れてしまっていますが、こうした痛みを経験して、人間は「身体能力」「危険察知能力」を学んでいきます。

人間の「二足直立歩行」とは、動物としては構造的に非常に不安定な姿勢です。

馬や鹿などの四つ足動物の赤ちゃんは、産まれて間も無く自力で立ち上がることができます。

犬や猫なども、立ち上がるまでに1ヶ月かかりません。

四つ足の動物と比べて、胎内での成熟度合いが、かなり未熟な段階で人間の子供は産まれてきます。

その上、四つ足のさらに進化した二足直立までたどり着かないといけないのですから、人間の赤ちゃんはお仕事がいっぱい、学習することもいっぱいなのです。

特に寝返りから立ち上がりまでの行程は、肺の活動に関わる胸郭と、上体を支える骨盤の強さを決める大事なプロセス。

ここで学習の邪魔をしてしまっては、成長してから呼吸器系が弱くなったり、足腰が弱くなるという説をとなえる医師もいます。

ですから、この時期は特に先走った歩行訓練や、過度な防止アイテムを安易に用いるのは、成長を妨げる要因になり得ることを頭に入れておきましょう。

つかまり立ちは一般的に、生後5ヶ月~8ヶ月とよくいわれますが、あくまで平均値であって成長速度は個人差があるのが当然です。

赤ちゃん本人のやる気とタイミングを尊重することが第一です。

このポイントを押さえつつ、明らかにケガの元になるものを排除していきましょう。

木造の住宅なら、床や柱のささくれや釘の出っ張りはよくよくチェックしましょう。

鋭い角のある家具などには、クッションを置いたり、緩衝材などでカバーしておくと安心ですね。

近頃は有害物質の含まれないコーナーガードなども販売されています。

そして、鉛筆やお箸など、つかみやすいもの、細長いものなどはそばに置かないことです。

階段・玄関・ベランダなど、段差の大きい場所や落っこちる可能性のある場所では、絶対に目を離さないか、立ち入れないようにベビーゲートなどで仕切りを作りましょう。

後ろ向きに転倒したり、よじ登って落っこちたときに一番心配なのが頭ですね。

ですが、大人に比べて赤ちゃんの頭は柔らかいものです。硬い方が壊れやすいのです。

頭蓋骨自体がクッションとなって脳を守ってくれますので「ゴチン!」の音ほど心配しなくて大丈夫。

ただ、どうしても心配だったり、コンクリートなどの硬い場所で遊ばせる場合は、ベビーマットや厚めのカーペットを敷いておくといいでしょう。

後から面積を広げられる「はめ込み式のジョイントマット」も今では種類も豊富で、ホームセンターや通販で購入できます。

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赤ちゃんのつかまり立ちの練習にピッタリなおもちゃとは?

昨今の住宅事情では、優雅にあんよの練習ができる豪邸も少ないでしょう。

すぐに壁、すぐに家具。

むしろ赤ちゃんには、つかまり立ちのパラダイスなわけです。

練習台には事欠かないでしょうが、近頃はつかまり立ちのタイミングに合わせて「知育」を兼ねたおもちゃがたくさん出ています。

視点の低いハイハイの位置から立っちをすることで、一気に視界が広がります。

足で立つことで、手が自由になりますから、目に入るものを触ったり、つかもうとします。

つまり、最も知的好奇心が旺盛になる時期ともいえます。

音の鳴るものや押してへこむもの、転がすもの。

視覚、聴覚、触覚を大いに使って、あらゆる情報のキャッチを学んでいくのです。

世界のすべてが、赤ちゃんにとっては未知との遭遇。

あらゆるものからスポンジのように吸収します。

あまり目的を絞らずに、赤ちゃん本人が興味を示していくものをよくよく観察しながら、チョイスしてあげましょう。

これは親のセンスが問われるトコロですね。

あとがき

親の愛情に包まれるのが大事な時期でもありますが、過保護にするのとは話が別。

痛い目を避けさせることよりも、こけたらちゃんと抱きしめて「痛かったね~」「よくがんばったね~」とスキンシップで返してあげること。

それが赤ちゃんにとっては「ちゃんと守られている」ことや「助けてくれる人が親である」という認識が生まれ、健全な精神の成長に繋がっていくといいます。

きちんと「愛」を知っている子供は、強く成長します。

「愛」は「物」では替えられません。

物で安全を得ようとするのではなく、親の「目」が最も必要なセーフティグッズということをお忘れなく。

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