秋といえば『食欲の秋』代表的な魚は
秋刀魚(さんま)ですね!
さんまは下準備をしっかりとすることで、
お店で食べるような表面をパリッとジュワーと旨味が広がる
さんまを簡単に家で焼くことが出来るんです!
さんまの内臓は美味だとも聞きますが、
苦味がなんともいえないので取り除いた方がいいのかなと
悩んでしまいますよね。
簡単なさんまの焼き方
家で魚調理をする場合は
魚焼きグリルとフライパンがあります。
どちらの焼き方でも美味しく焼ける方法を教えていきますね。
さんまを焼く前に大切なのは下準備です。
水洗い→切り込み→塩という順に
下準備をしていきましょう。
ウロコは水揚げされた時にほとんどが取れていますが、
残っていればウロコをきちんと取ります。
ぬめりを取るように水洗いでしっかりと洗い流しましょう。
さんまの頭から模様に沿って
1本の切り込みを尾までまっすぐ入れます。
切り込みは骨に当たるぐらいの深さでOK!
切り込みを入れておくことで、
箸で身をほぐしやすく食べやすくなります。
両面に入れておきましょう。
もう一つ大切なのは【塩】をしっかりとつけることです。
塩は1匹2~3gほどでをふりかけます。
塩を振ってから少し置いて出てきた水分を拭き取ります。
少し時間を置くことで
塩がさんまに染み込み出てくる水分で臭みを取り除くことができ、
身に弾力を持たせることができます。
魚焼きグリル
魚を美味しく焼くならやっぱりグリル!
グリルで焼く場合のポイントは火加減です。
使う前にはサラダ油を塗り強火で温めておきます。
中火でじっくり焼いていきましょう。
強火にしてしまうと焦げてしまうので気をつけて!
皮が美味しいそうな色まで焼けると完成です。
フライパン
フライパンで調理すると後片付けが楽ですよねー。
フライパンで焼く時には
さんまが大きいので半分に切ります。
さんまを切るときは
肛門から斜めに切ることで内臓が溢れなくなります。
魚がフライパンとくっつかないように
魚焼きシートを敷いてください。
フライパンの火加減は
中火~弱火でじっくり焼くと完成です。
さんまは身が崩れやすいので
何回もひっくり返すなどはしないで、
焼き目がついたらひっくり返すようにしてください。
フライパンで焼くと
グリルよりは皮のパリパリ感が落ちます。
後片付けの面倒さはありますが、
グリルで焼くことをおすすめします!
さんまは内臓を取らなくても大丈夫!?
さんまの内臓…実は私苦手なんですよねー。
内臓が苦手だからさんまを食べたくないと言うほどに。笑
苦味があるので苦手だという人は
特にお子様にも多いですよね。
しかし内臓が美味いという人もいます。
内臓を取らなくてはいけないということはありません。
さんまの内臓には栄養が沢山入っています。
ビタミンAやビタミンB群、鉄分などですね。
他の魚で内臓まで食べる魚はほとんどありませんが、
さんまは胃や腸などが分かれておらず一本の消化器官だけなので、
消化が早く排泄物などが残っていないのです。
どうしても苦いのが嫌だという人は頭から1/3を取り除くことで、
苦味の元である心臓や肝臓付近を取り除くことができます。
魚といえば寄生虫などの心配もありますが、
さんまの寄生虫であるラジノリンクスは60℃以上の熱で
死滅しますので安心してください。
ただし、
新鮮なさんまであれば内臓は食べれますが、
すぐに食べない場合は内臓を取り除くようにしましょう。
腐敗は内臓から進みますので注意してください!
まとめ
さんまはできれば丸ごと焼いて内臓を食べると、
栄養も豊富だということですね!
私も苦いのが嫌なので、
前1/3を取り除いて食べています。
これからが旬の脂が乗ったさんまを
大根やすだちでさっぱりと食べましょう!
コメント