「アイロンをかけても、しわが取れない!」
一生懸命アイロンをかけているのに、
ワイシャツのしわが全然取れなくて困った経験のある人いませんか?
アイロンは、ただかければ良いというものではなくて、
特にワイシャツのしわ伸ばしには、ちょっとしたコツがあるんです。
今回はそれについて、ご紹介したいと思います。
アイロンのシワ伸ばしのコツとは!
ワイシャツのシワを綺麗に伸ばせるかどうかの勝負は、
実は洗ったワイシャツを干すところからすでに始まっています。
アイロンで楽にシワを伸ばすためには、
まず干した段階で変なシワがつかないように干し方を工夫します。
具体的には、脱水時間を短くしてください。
干すときは襟を立てて、
二番目のボタンを留めて下さい。
また干すときに裾や袖などにシワがよっていたら、
その部分を手で挟むようにパンパンとたたいて伸ばします。
そういったことに気をつけて干してみてください。
脱水時間を短くするのは、
その方がシワになりにくいということと、
干すときに、より水分を含んでいる方が、
シャツ自体の重みで布地が下へ引っ張られ、
自然とシワが伸びる効果があるためです。
そうして、
ワイシャツが完全に乾く前にアイロンをかけます。
布地は、乾くときに形が定まります。
完全に乾いた上からいくらアイロンをかけても、
シワは伸びないのです。
そういうときは霧吹きなどを使って、
ワイシャツを湿らせながらアイロンをかけると、
綺麗にシワを伸ばすことができます。
ワイシャツのアイロンがけの時間短縮の方法!
ここで、ワイシャツのアイロンがけの時短テクニックも、
ついでにお伝えしちゃいますね。
コツは、アイロンをかける箇所を限定することです。
特に、初心者のうちはついつい、シャツの表も裏も、
全体にまんべんなくアイロンをかけたくなってしまうのですが、
シャツくらい薄いものであれば、
アイロンは片面にかけるだけで十分なのです。
襟は裏面にのみ、
アイロンをかけましょう。
時間短縮のためというのもありますが、
襟はアイロンをあてると、先端部分にシワが寄りやすいのです。
そのため表側には、
あえてアイロンをかけない方が安全であると言えます。
裏からアイロンをかけるだけでも、
表から見た襟はパリッと仕上げることができますよ。
袖にアイロンをかけるときは、
アイロン台に平置きしたときに、
前後の縫い目がきちんと重なるように
折ってからアイロンをかけてください。
こうすると、袖の真ん中に自然な折り目ができます。
折り目が中途半端な位置に来ると、
途端に「シワ」になってしまいますから注意してくださいね。
これもやはり、片面からアイロンをかけたら、
わざわざひっくり返してもう片面もかける必要はありません。
袖口にも、忘れずにアイロンをかけましょう。
袖口は固いので、
つぶさずに広げて裏面のみアイロンをかけます。
身頃も袖の要領で、
表裏の縫い目を重ねてアイロンをかけます。
見頃部分は広いので、
右左半分ずつ、じっくりかけましょう。
本当〜に時間がないときは、
襟、胸元、袖口だけでもアイロンをかけましょう。
背広を着て仕事をされている場合、
外から見てもっとも目立つのがこの部分だからです。
ここさえパリツとさせておけば、清潔感は保たれます。
逆に言うと、襟、胸元、袖口がクタッとしたワイシャツを着ていると、
着の身着のまま感が出てしまい、
見ている人に不潔な印象を与えてしまいます。
特に襟は、いつでもきれいにしておきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワイシャツのシワをアイロンで取る方法について、
ご紹介してきました。
霧吹きで湿らせながらアイロンをかけると、
たいていのシワは綺麗に取れますよ。
ぜひ、試してみてくださいね。
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