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おわら風の盆2019!前夜祭の楽しみ方と一番大きな地区!駐車場は?

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夏が終わり秋の風が吹きはじめる頃、

富山県富山市八尾では遥か昔から踊り継がれてきた伝統行事が行われます。

 

それは「おわら風の盆」と言い、哀調帯びた三味線の音色に合わせて、

叙情豊かで気品高い踊りを踊るのが特徴です。

 

法被や浴衣を着た男女が情緒漂う町を流し歩くその姿は、

大人の色香を感じさせ、多くの人々を惹き付けます。

 

今回はそんな「おわら風の盆」の前夜祭について、

楽しみ方や一番大きな地区について解説してきますよ。

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おわら風の盆2019の日程と概要

 

おわら風の盆は毎年、9月1日から3日にかけて、

富山市の八尾地区一帯で行われます。

 

内容は大きく分けて「演舞会」「輪踊り・町流し」の二つです。

 

風の盆「おわら演舞場」における演舞会は、

八尾小学校グラウンドにて19時から20時55分まで三日間開催され、

時間を区切りながら各町内が出演します。

 

八尾小学校


演舞場入場料は、

指定席3,600円、自由席2,100円で、雨天中止となっています。

 

もう一つ、町内で行われるのが「輪踊り・町流し」です。

 

9月1、2日は15時から23時まで、

3日は19時から23時まで行われるので、

それぞれ時間に注意してくださいね。

 

また祭り期間中は、

おわら踊り方教室も同時開催されます。

 

時間は14時から16時まで、場所は八尾曳山展示館で、

大人500円、小人300円で受講することができます。

 

八尾曳山展示館

町流ししているのを見ると、

自分も踊り方をマスターしたいという気持ちになるので、

 

時間のある方は踊りを覚えると、

祭りをより楽しむことができますよ。

 

そして、忘れてはならないのが、

これらの本祭の前に前夜祭が開催されることです!

 

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おわら風の盆は前夜祭がおすすめ!?

 

おわら風の盆は、

最初こそ町の中で行われる伝統行事だったのが、

 

江戸時代の名残を残した石畳の町並みや家屋の美しさと、

その踊りの優美さが話題となり、

今や全国から30万人もの人が訪れる大人気のお祭りとなっています。

 

しかし、あまりの人気ぶりから、

3日間行われる本祭は、ゆっくり楽しむというよりも、

身動きが取れないような人混みの中で見ることを与儀なくされます。

 

その賑やかな雰囲気や盛り上がりもまた祭りの醍醐味なのですが、

出来れば静かな中で、

ゆっくりとその音色と踊りに酔いしれたいと思う方もいることでしょう。

 

そんな人におすすめなのが、

本祭の前に行われる11日間の前夜祭です。

 

前夜祭では八尾に11ある町が1日ずつ交代で前夜祭を担当して、

毎晩担当の町が輪踊りや町流しなどを行います。

 

以前は練習の意味合いで行われていた前夜祭でしたが、

年々増していく本祭の混雑をどうにか解消して、

 

観光客にも楽しんでもらえるようにするために、

このような形に変化していきました。

 

前夜祭は毎年、8月20日から30日までの11日間開催されているので、

今年もこの日程で行われることが予想されます。

 

本祭は、本当に大げさではなく、

情緒漂う石畳の道が朝の通勤ラッシュのような状態と化します。

 

びっくりするような人混みなので、

それが苦手な方は前夜祭が断然おすすめです。

 

気になる前夜祭の楽しみ方と具体的な時間については、

次のところで見ていきましょう!

 

おわら風の盆の前夜祭の楽しみ方!

 

おわら風の盆の前夜祭は、

ホールで行われる「おわらステージ」と、

各町内での「輪踊り・町流し」の二つがメインとなっています。

 

「おわらステージ」は八尾曳山展示館『観光会館』ホールにて、

18時30分から19時50分まで行われます。

 

ホール内のため雨天決行なのも助かりますね。

ステージは有料で、全席自由席で1,500円です。

 

当日券の販売もありますが、

ローソンチケットやチケットぴあで先行予約することもできるので、

行く日が決まっているという方は予約しておくのがおすすめです。

 

前夜祭のステージの流れは以下の通りです。

18:30~19:00 「おわら風の盆」紹介の映像を上映

19:00~19:30 おわら踊り方解説

19:30~19:50 ステージでのおわら踊り鑑賞

 

本祭は人が多すぎて、

落ち着いて踊りを鑑賞することもままならないため、

 

ステージで美しく踊る姿や三味線、太鼓などの音色に、

ゆっくりと耳を傾けることができるのは前夜祭ならではです。

 

本祭の演舞会に比べてチケットがお得なのも嬉しいですね。

 

おわら風の盆の踊りの種類

 

おわら風の盆には、「豊年踊り」「男踊り」「女踊り」の3つの踊りがあり、

この3つの違いも分かるとより一層楽しむことが出来ます。

 

豊年踊り

明治の頃だったかに作られた踊りで、

観光客に教えたりするのもこの踊り方です。

 

男踊り

昭和に入ってから作られた踊りで、

男らしい勇壮な踊りです。

 

女踊り

昭和に入ってから作られた踊りで、

遊郭の花魁、舞妓さん達が踊っていたお座敷遊びを改良したものです。

 

女性らしい艶やかな踊りですよ。

 

おわら風の盆の前夜祭で一番大きな地区は?

おわら風の盆は、

「東町・西町・今町・上新町・鏡町・

下新町・諏訪町・西新町・東新町・天満町」の10の旧町内と、

 

旧町内から移り住んだ人から構成される

「福島」の11支部が行っています。

 

前夜祭では、この11支部が11日間をそれぞれ交代で担当し、

担当日には自町内にて町流しと輪踊りが行われます。

 

どの支部がどの日を担当するかは、

毎年、7月中旬ごろ越中八尾町観光協会より正式に発表されます。

 

最も人気があると言われるのは「鏡町」です。

 

かつては花町だったことから、

芸子風の艶っぽく華やか踊りに定評があります。

 

また、昭和61年「日本の道百選」に選ばれた「諏訪町」も、

その趣のある通りで情緒あふれる踊りが見られるとあって

観光客から人気があります。

 

一番人口が多い地区は「福島」の地区で、

今ある支部の中で最も新しい支部となっています。

 

人数も多いため、賑やかな踊りを見たいという人には

こちらの地区の踊りがおすすめですよ。

 

おわら風の盆の前夜祭の駐車場は?

 

おわら風の盆の前夜祭に行く時には、

駐車場のチェックも欠かせません。

 

車でアクセスしたい方のために、

前夜祭でも「町民ひろば」に駐車場が設けられています。

 

住所:富山県富山市八尾長福島126‐6

「八尾B&G海洋センタープール」の隣に位置します。

 

一般車は1,000円の協力金を駐車場入り口にて支払ったら、

駐車場に停めることができますよ。

 

前夜祭の開催期間である8月20日から30日までは、

毎日この「町民ひろば」が駐車場になっています。

 

まとめ

 

富山県富山市で、

山あいの中で行われる「越中八尾 おわら風の盆」。

 

住民だけでひっそりと行っていた祭りも年々観光客が増え、

今では外国人の方の観光客が多いように思います。

 

300年も続いているこのお祭りは八尾地区一帯が会場となり、

毎年9月1日~3日までの3日間で行われます。

 

おわら風の盆は、

前夜祭に訪れた方がゆっくりと楽しむことができます。

 

実際に参加して踊れるというのも、

一つの思い出になりますよね。

 

前夜祭りは十日間程あるので、

ゆっくりとお祭りを堪能する事ができます。

 

おわらの踊りはとてもゆっくりした踊りで、

風情ある町並みを通りながら夜通し行われます。

 

3つの踊りがあり、

「男踊り」「豊年踊り」「女踊り」この3つの違いも分かると

より一層楽しむことが出来ます。

 

昼間は、家族で行くのもあり、

夜は雰囲気がガラリと変わるので、

ご夫婦やカップルで行くのもオススメです。

 

たくさん屋台もあり、騒がしいお祭りではありませんが、

情緒溢れる八尾の町並みと、

その雰囲気に合ったおわらの踊りは見る価値ありです!

 

風情漂う町並みで、

日本の伝統を肌で感じてみてください。