葛塚祭りは、
新潟県内でもお祭りが落ち着いた初秋にあるお祭りです。
屋台もたくさん集まり、
お子様連れでもカップルでも楽しむことが出来ます。
今回は、筆者の地元である葛塚祭りの日程や屋台、
駐車場や喧嘩灯篭を見る場所などをご紹介します。
葛塚祭り2019の日程と時間
葛塚祭りは毎年、9月5~8日の4日間を日程として行われます。
9月5日 18:00~ 民謡流し、灯篭コンテスト
9月6日 19:00~ 石動神社宵宮
9月7日 13:00~ 稲荷神社宵宮 石動神社本祭
9月8日 13:00~ 稲荷神社本祭
【場所】
新潟県新潟市北区(旧豊栄市)
【アクセス】
石動神社付近
白新線豊栄駅から徒歩3分、新潟東港ICから車で4分
稲荷神社付近
白新線豊栄駅から徒歩7分、新潟東港ICから車で5分
※屋台は稲荷神社付近に多数出店します。
葛塚祭りの駐車場は?
葛塚祭り用の駐車場は用意されておりませんが、
稲荷神社の近くに図書館や公民館、
文化センターなど大型駐車場併設の公共施設はありますよ。
また、豊栄駅前に少しですがコインパーキングもありますのでそちらに駐車し、
開場まで徒歩で向かう方法もあります。
祭り開催中は、
各所通行止めになりますのでご注意くださいね。
葛塚祭りの屋台は?
200以上の様々な屋台が楽しめます。
おススメはやはり新潟のソウルフード「蒸気パン」です。
最近は「ポッポ焼き」と言われることが多いですが、
旧豊栄地域は「蒸気パン」の方がなじみ深いです。
葛塚祭りの見どころ
見どころはなんといっても各町内が毎年1ヵ月~2ヵ月の時間をかけて
竹と紙を使って製作する「あげもの」を、
一辺約1.7mほどの木枠の上にのせて練り歩く「灯篭」と言われる山車です。
初めて見た人は必ず度肝を抜かれる大きさで、
高さは4mを超え、1辺4人程で担ぎます。
この灯篭を各所で「キアリ」を唄いながらを勇壮に回します。
国内でも灯篭を担ぐお祭りは非常に稀で、
法被ではなく浴衣を着て更に地下足袋といういで立ちも特徴的です。
灯篭は稲荷神社氏子町内4基、石動神社町内4基の他子供灯篭など含め、
全部で20基以上にもなります。
8日の本祭では稲荷神社氏子若連中の4基と石動神社若連中4基の灯篭が、
区内の下町十字路と呼ばれる十字路に集まり、
総当たりでこの灯篭をぶつけ合います。
この激しく苛烈な姿から別名「けんか灯篭」とも呼ばれ、
毎年県内外から多くの人が訪れます。
以前は灯篭をぶつけ合う際、観客と各町内若連中との境はなく、
非常に危険で、観客が怪我をする場合もありました。
現在は観客との間に境が設けられていますので、
初めて来られる方も安心して見れるようになりました。
各町内の灯篭をじっくりと眺めたり、触れてみたい方は、
豊栄駅前に全ての山車が展示される5日の灯篭コンテストもおススメです。
19時頃からどなたでも参加できるコンテストの
投票受付もしております。
葛塚祭りの喧嘩灯篭を見る場所は?
喧嘩灯篭を間近でご覧になりたい方は、
20時前に下町十字路付近で始まるのを待っていてください。
喧嘩灯篭は8日の20時から始まります。
はじまると物凄い人が十字路付近に集まりますので、
事前に中心付近に陣取っていた方が確実に見物できます。
葛塚祭りの混雑は?
新潟県内でも花火大会など、
多くの夏祭りが終わった時期のお祭りということで、
夜は県内外から多くの人が訪れ、
屋台の出ている付近は混雑しています。
特に8日の夜は、
「喧嘩灯篭」目当ての見物客も多数来られますので非常に混み合います。
葛塚祭りのトイレは?
仮設トイレが数か所設置されています。
稲荷神社境内にもトイレがありますのでそちらも利用できます。
なお、祭り開催地域のコンビニは、
祭り期間中トイレが使えませんのでご注意ください。
葛塚祭りに子供連れで行く場合は?
夜は凄い人でごった返しその中を灯篭が練り歩きますので、
お子さんが小さい場合は注意が必要です。
16時頃には屋台もオープンしているので、
ゆっくりと屋台をお子さんと見て回りたいという方は夕方がおススメです。
昼間は子供灯篭が各町内を練り歩いていますので、
お昼からのんびりとお散歩がてらお子さんと歩くのもおススメです。
まとめ
葛塚祭りの見どころは、
なんといっても各町内が1か月以上かけて作る飾り物。
喧嘩灯篭では、毎年けが人が出るほどの危険なお祭りでしたが、
近年はルールをしっかり作成し、
参加者、観客ともに安全に楽しめるお祭りとなりました。
屋台もたくさん出ますので、
熱中症に注意して祭りを楽しんで下さいね。