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岸和田だんじり宮入の意味を地元民が解説!!時間や穴場も詳しく紹介

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大阪で秋のお祭りといえば「だんじり」

 

関東方面の方には、

あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、

「岸和田だんじり祭り」といえば、

聞いたことがある方も多いでしょう。

 

今や全国にも知られた

日本最大規模の「だんじり祭り」です。

 

200人以上の曳き手によって、

城下町特有の直角の交差点を加速しながら

一気に方向転換する「遣り回し」。

 

超重量の細工も見事な山車に、しかも人を乗せたまま、

スピードを落とさず角を曲がる様に

人々の歓声と喝采が沸き上がる、まさに祭りの華!

 

その勇壮さ、伝統の技と度胸に魅せられて、

例年40万人以上もの観客が全国から訪れるます。

 

ぼーっと見てたら、ケガしまっせ!!

 

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岸和田だんじり祭り「宮入」とは?

さて、そもそも「お祭り」ですから、

これは神事です。

 

元禄16年(1703年)五穀豊穣を祈願して行われた稲荷祭りが

その始まりとされています。

 

「だんじり」とは神様の依代である「山車」のこと。

 

人が乗って鳴り物などで賑やかすのは、

神様をおもてなしするためだとか。

 

ちなみに「お神輿」は神様がお乗りになるもの。

だから人が乗ってはいけません。

 

町中を曳行し、

各町それぞれの産土神に五穀豊穣を祈願に参るのが「宮入」です!

 

2日目の本宮の日は、

このクライマックスの宮入があります。

 

岸和田地区の岸城神社の宮入では、15台のだんじりが

次々と岸和田城の入り口となる「こなから坂」を一気に駆け上がり、

ここ一番の遣り回しを見せます!

 

これはさぞ見ものでしょう!!

 

2018年のスケジュールはこちら。

 

・宵宮 9月15日(土)

曳き出し・・・6:00~7:30

午前の曳行・・9:30~11:30

パレード ・・13:00~15:30位まで

午後の曳行・・15:00~17:00位まで

夜間曳行・・・19:00~22:00位まで

 

・本宮 9月16日(日)

宮入・・・・・9:00~12:00位まで

午後の曳行・・13:00~18:00

夜間曳行・・・19:00~22:00位まで

 

 

また、だんじりのチェックとして

「試験曳き」なるものがあります。

 

●9月2日(日) 14:00~16:00

●9月14日(金)14:00~16:00

 

曳行時間は短いながらも、

本番さながらのだんじりを楽しむことが出来ます。

 

「だんじり」をじっくり見たいという人は、

こちらもいいかもしれません。

 

お祭り本番とは、

また違ったライブ感を楽しめることでしょう。

 

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岸和田だんじり祭りのおすすめの穴場スポットはココ

 

一般的に知られているのは、

海の手の岸和田だんじり祭りなのですが、

 

これも地区としては岸和田地区(旧市街)と

春木地区の2ヶ所に分かれています。

 

宮入の神社も、

岸和田地区が岸城神社と岸和田天満宮、

春木地区は弥栄神社となります。

 

最も混雑が予想されるのは

●南海「岸和田」駅周辺

●岸和田城付近

●カンカン場までの商店街

 

無難なのは、

カンカン場などに特設される有料の観覧席があります。

 

やはり認知度の高い岸和田地区は参加する町も多く、

だんじりの台数も屋台の数もにぎやかさでいえば圧倒的。

 

観光客のほとんどはこちらをメインに集まります。

 

規模の上では少々下回る春木地区ですが、

間近でだんじりが観れるポイントも多く、

じっくり堪能するならこちらがオススメ!!

 

また地元民オススメのエリアでは、

春木地区の「磯上町」

 

(最寄駅は「春木」駅ではなく、

1つ手前の「忠岡」駅)岸和田だんじり祭りの最北端のエリアです。

 

観光客はほとんどおらず、

集まるのは地元の人や土地勘のある人たち。

 

細い道が多いので、

遣り回しの技術を間近で堪能するには最適なエリアなのです!!

 

宮入の弥栄神社までも徒歩でいける距離なので、

歩きながら祭りを味わうのも一興でしょう。

 

さらには10月に行われる観光客より地元の人が多い、

「山手」の岸和田だんじり祭りという手もありますよ。

 

お子さん連れで「やっぱり危ないんじゃ・・・」と二の足を踏む方には、

夜間曳行がオススメ。

 

昼の勇壮な熱気から一転、

200個ものコマ提灯で飾られた町は華麗に変貌。

 

曳き手の主役は子供に移り、

伝統的なお祭り気分をゆっくり楽しむことができます。

 

岸和田だんじり祭りの屋台事情

 

「お祭り」の楽しみのひとつに屋台は欠かせません。

9月の方が出店の数も充実しています。

 

定番のたこ焼き、焼きそば、フランクフルトはもちろんのこと、

岸和田名物かしみん焼き(お好み焼きとクレープの中間)、

ガッチョの唐揚げ(泉州名物の魚の唐揚げ)、

水ナス(泉州名産のフルーツのような茄子)などなど

泉州岸和田には名物もたくさん!

 

最近ではなかなか観られなくなった

飴細工の屋台も出ていますよ。

 

そして名物「関東煮」

「カントダキ」と読みます。

 

要するにおでんのことですが、

むしろ濃いめのしょう油あじ。

 

関西で濃いしょう油の味付けって昔はあり得なかったのか、

しょう油味の煮物で「関東煮」と名がついたのでしょう。

 

しょう油の香りが立ち込めています!

 

町の至る所に出店はしていますが、

やはり人の集まる岸和田駅周辺、カンカン場、岸和田港塔腹線あたりに、

春木地区は春木駅前のラパーク岸和田付近に集中しています。

 

まとめ

 

どうせ行くなら欲張りたいもの。

 

まず目的を決めて、時間とエリアを選び、

 

計画的、かつ臨機応変にお祭りを楽しみましょう!!

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