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気象庁が梅雨明け宣言をしない意外な理由とその基準とは!?

投稿日:2018年3月7日 更新日:


梅雨の間は毎日のように雨が降って、

じめじめとすっきりしませんよね?

 

洗濯物もなかなか乾かないし、

カラッと晴れる日が待ち遠しく思えます。

 

そんな中、数日晴れの日が続いたら

「あれ?もう梅雨明け宣言したのかな?」と期待します。

 

でも、気象庁は

毎年梅雨明けの宣言はしていないってご存知でしたか?

 

梅雨明けの判断は、

毎年気象庁が業務の一環として行っているのは事実ですが、

「宣言」をしているわけではありません。

 

「宣言」というと明確に確定しているという印象ですよね。

 

でも梅雨明けは

それほど明確に断定できるものではないのです。

 

これは梅雨入りについても同じことが言えます。

 

「梅雨明けの発表をしていたはずなのに、また雨が…」という

経験はありませんか?

 

そのことからも分かるように、

梅雨明けの判断というのは気象庁を以てしても非常に難しいのですね。

 

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なぜ梅雨明けの発表が梅雨明け宣言と捉えられるようになった?

 

気象庁が梅雨入りや梅雨明けの

発表をするようになったのは1964年。

 

当時は「おしらせ」という形で発表していましたが、

それが新聞で報じられたときに

「梅雨明け宣言」と書かれてしまいました。

 

それがきっかけで「梅雨明け」と「宣言」がリンクし、

気象庁の意思に反して、より断定的なものというイメージを

人々に植え付けてしまったようです。

 

その後気象庁は、1986年に「気象情報」として

「梅雨の入り・明けに関する地方気象情報」を発表することを

業務の一環としました。

 

「おしらせ」よりも正式なものとなったのです。

 

1995年以降は、「梅雨入り・明け」は

数日の幅を持たせて表現するようになりました。

 

梅雨明けの基準ってなに?

 

そんな曖昧な梅雨明けですが、

その基準は次の通りとなっています。

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雨が2日以上続いていたあと前日と本日が晴れで、

さらに週間天気予報で5日以上が晴れ、

そして梅雨前線が北上して戻ってこないと判断される場合です。

 

例年7月中旬~下旬ごろに梅雨明けが発表されています。

 

しかしこれはあくまで予測なので、

100%確実なものではありません。

 

梅雨明け発表した後に、

予想が外れてクレームがくるということも多いようです。

 

過去には予想が思い切り外れてしまい、

梅雨明け発表後に訂正をしたこともあります。

 

なぜこんなに曖昧な予測なのでしょうか?

 

それは、梅雨前線の特徴でもある、

「雨雲の範囲が狭い」ということと、

 

「南北方向の動きが定まりにくい」ということが

関係しています。

 

梅雨前線は普通の雨雲とは全く違うので、

梅雨時期の天気の判断も必然的に難しくなるようです。

 

梅雨入りや梅雨明けが確定するのはいつ?

 

最終的に梅雨入りや梅雨明けが確定するのは、

梅雨の時期がだいぶ過ぎてからになります。

 

実際の天気から総合的に検討して、

例年9月頃に気象庁が発表しています。

 

梅雨が終わっていしばらく経ってから

「この日が梅雨入り・明けでした」と

発表するわけです。

 

これは統計値としての利用が目的なので、

一般の人にとってはさほど必要のない情報かもしれません。

 

また、これまで「梅雨入り・明け」が

特定できない年もありました。

 

その年は梅雨明けの発表もしないまま夏を迎えています。

 

ちなみに、梅雨明けの検討や発表は

「立秋」(8月7日ごろ)の2日先までを期限としており、

 

もし「立秋」以降も判断が難しい場合は、

梅雨明けを特定しないのが原則となっています。

 

まとめ

 

はっきりと気象庁から「梅雨明け宣言」をしてもらえるなら、

安心して傘を置いて外出できますよね?

 

でも、梅雨明けはそう簡単に判断できません。

 

梅雨入りも梅雨明けも、

気象庁の発表は100%ではないということを

きちんと理解して

参考程度にとどめるようにしましょう。

 

そうすれば、

「梅雨明け宣言してたのに雨が降ってきた!」という

失敗はなくなるはずですよ!

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