恋人との食事や結婚式など
改まったときなどに必要なのがお食事のマナー。
結婚式には何度か出席したことがありますが
「フォークとナイフ内側からだっけ・・・、
違ったっけ外側からだっけ・・・」と緊張と混乱で、
母に「外側からだよ」と
教えてもらったことがあります。
たまたま、その時は
親族の結婚式だったので
近くに母がいたのですが、
これから友達の結婚式などがあった時に、
近くに教えてくれる人がいなくて
心配な方もいますよね。
そんな方の為に、
ここでもう一度復習しておきましょう。
ナイフとフォークや内側と外側のポイント
予約やセッティングがしてあると思います。
1、グラス
大きいほうが赤ワイングラス用、
小さい方は白ワイン用です。
2、外側のナイフとフォーク
オードブル(前菜)用
3、内側のスプーン
スープ用のスプーン
4、内側のナイフとフォーク
お肉用
5、真中のお皿
位置皿
6、左のお皿
パン皿
魚料理も出される場合もあります。
その場合
魚用のスプーンとフォークが
1つずつ多く用意されています。
また、
バターナイフやデザート用ナイフも
最初から用意されている場合もあります。
いずれにせよ、
外側から使っていけば
間違うことはまいでしょう。
ナプキンのテーブルマナー
ナプキンはどのようにつかうのでしょう?
1、タイミング
いつ膝にかけるかというと、
料理や飲みものが運ばれてくる前に
膝にかけます。
ナプキンは全員が席に着いたら手にとり、
2つ折りにして膝の上に置きます。
座って急いで膝に置く必要はありませんが、
飲み物や料が運ばれてくる前に
膝にかけて待つのが正式なマナーです。
ナプキンの折り目(輪となる方)が
自分の体側に、
布の端がひざ先にくるようにします。
一度フレンチを家族で食べに行った時、
父が首から下げているのをみて
唖然としてしましました。
母は何もいいませんでしたが、
私は恥ずかしかったです。
ナプキンを使うときは、
口の周りを拭くときや
汚れた手先を拭くのにもナプキンを使います。
子供がナプキンをひどく汚してしまった場合、
大声でスタッフを呼んだりせず、
まずは相手に目で合図して
席の近くに相手をよび、
膝の上のナプキンに手をかけて
「新しいもの1枚お願いします」
といってください。
もちろん、
空いたお皿を下げるときに
声をかけてもかまいません。
2、食事中に席を立つときのナプキンの置き方
食事の途中で席を立つ場合は
(結婚式であれば披露宴の祝辞・挨拶、スピーチなど)
ナプキンは椅子の上に置きます。
ナプキンを
綺麗にきちんとたたむのはNGです。
しかし、
あまりにもクシャクシャになっているのも
見苦しいですよね。
かるくたたむか、
膝から外した2つ折り状態からワンステップ、
簡単にたたんで「ラフな4つ折り」程度にします。
3、食事を終えたら
食事を終えて席を立つときは
テーブルの上に置きます。
食後にナプキンをたたむのは、
「料理がまずかった」という合図ですので、
たたまないようにしましょう。
しかし、
あまりにもくしゃくしゃになっているのは、
やはり見苦しいので注意してくださいね。
置く位置はデザート皿の右上方に置きます。
その他のフレンチのマナー
フレンチのマナーは
他のマナーもあります。
1、正式なドレスコード
お店のクラス、
または食事会の目的に合わせましょう。
日本では正式なドレスコードを
指定されるお店はめったにありません。
ただ、利用するときにはふさわしい
服装で出かける方が楽しめます。
2、オーベルジュの場合
オーベルジュというのは
宿泊付きの施設についている
フレンチレストランです。
部屋でくつろいでいるときや
観光をしているとき、
施設の周りを散策しているときは
普通の服装でもいません。
いざ、食事をするときは部屋に帰り、
ドレスやスーツに着替えましょう。
日本では
そんなに厳しいドレスコードを設けている所は
ありませんが靴はスニーカーではダメです。
男性なら皮靴、
女性ならパンプス、バックベルトの靴、
ヒールは許容範囲内です。
サンダル型のクロックスはNGです。
また、
男女ともに過度な露出はNGです。
3、ビストロ・レストラン
ドレスコードは
それほど厳しくはありませんが過度に、
カジュアルな服装、ラフすぎる服装は避けましょう。
望ましい服装は、
男性はジャケット、女性はワンピースやスーツです。
お店の雰囲気に合わない服装や
短パンやランニングなどの
カジュアルすぎる服装はNGです。
清潔なスニーカーや、
ヒール付きサンダルは大丈夫ですが
サンダル型のクロックスのようなものはNGです。
夏・冬の注意点は?
・夏の服装
男性はジャケットが望ましいですが
夏だと暑いですよね。
ビストロやレストラン、
ブラッスリ―などのタイプのお店でも、
できれば襟のあるシャツよりも
Tシャツよりポロシャツが望ましいでしょう。
また、ノーネクタイで着る場合には、
襟元が決まるボタンダウンや
ドゥエボット―二、トレボット―二などの
首のボタンを開けても
襟周りがだらしなくならない様な
デザインをされたシャツを選ぶといいでしょう。
女性も短パンはNGです。
ワンピースやスーツが望ましいですが
過度に露出するタイプの服装はダメです。
春や暖かい秋の時期も
このような感じでOKです。
・冬の服装
男女とも
コートをきたままの着席はNGです。
コートやダウンジャケットなどは
クロークや受付などに預ける形になります。
クロークがないカジュアルなお店でも、
席に案内される前はコートを脱いで座ります。
ドレスコードが緩いです。
男性のジャケット着用が望ましいのですが
比較的カジュアルなお店の場合、
ノーネクタイの際のジャケットのインナーは
セーターでもOKです。
女性もワンピースやスーツが望ましいですが、
ニット系のワンピースなども
パンプスを合わせれば大丈夫です。
まとめ
先日、祖母の3回忌がありました。
お昼を食べようということになり
「ラフな格好でいいよ、焼き肉だから」
といわれたので、
一応黒いスカートに黒いカーディガンでいったのですが、
両親も場所だけしか知らされておらず、
いったら高級料亭で
「うわっ!場違い・・・」と思いました。
両親も喪服ではないですが
黒っぽい服だったのですが
伯父も伯母も従兄も着替えていて、
ちょっと恥ずかしい思いをしました。
みなさんも気をつけてくださいね。
コメント