友人の披露宴の受付係を頼まれたというあなた。
披露宴には行ったことがあっても、受付係はそう何度もすることではないので、いつ行けばいいのか、当日の服装や受付での対応の仕方など、分からないことだらけだと思います。
でも大丈夫!これまであなたが行った披露宴で受付をしていた人だって、大抵友人からいきなり頼まれて当日に初めて受付をする人ばかりです。
きちんとマナーをわきまえておけば、何も心配はいりませんよ。
披露宴の受付係の集合時間は何分前?
当日はパーティードレスのような慣れない格好に加えて、パーティー用のメイクにヘアセットまでしなくてはなりません。
ただでさえバタバタすることが予想されるので、新郎新婦やゲストに迷惑を掛けないよう、時間に余裕を持って会場入りしたいですよね。
披露宴の受付係は、新郎新婦から事前に「△時に○○に来てください」と連絡があります。ほとんどの場合は、開宴30分前から受付開始となるため、それよりさらに30分早く集合して事前の打ち合わせが必要となるでしょう。
遠方から来るゲストは早めに会場に着くことも多いので、受付で待たせないためにも早めの準備を心がけると良いですね。
披露宴1時間前までに到着したら、受付同士で事前打ち合わせをします。
多くの場合、新郎側と新婦側、それぞれ二名ずつ受付を頼まれているはずなので、一人がご祝儀を受け取り芳名帳に記名してもらう係、もう一人が配布物を渡して誘導をする係と、分担するようにしましょう。
また、お礼やお車代を渡すゲストをチェックして、渡し忘れのないようにするのも受付係の大切な役割です。このあたりも、事前の打ち合わせでしっかりと確認しておきましょう。
披露宴で受付する際のゲストへの挨拶は?
披露宴の受付を任されたあなたは、両家の代表としてゲストをお迎えする立場にあります。
まずは新郎新婦のご両親に挨拶とお祝いの言葉をお伝えしますが、その後はお迎えする側としてゲストをお出迎えし、ご挨拶します。
この時ゲストから「本日はおめでとうございます。」とお祝いの言葉を掛けられるので、「本日はお忙しい中、ありがとうございます。」あるいは「ありがとうございます。」とお礼の言葉を述べましょう。
もし新郎新婦の親族の方が来られた場合には、「本日は誠におめでとうございます。」とお祝いの言葉を述べるようにします。
その後、ゲストからご祝儀を手渡されるので、両手で受け取ってから「ありがとうございます。お預かりいたします。」と言って受け取ります。
芳名帳がある場合は、「恐れ入りますが、こちらにご記帳をお願いいたします。」と言ってペンを手渡しましょう。
その後席次表を手渡し、控室へご案内します。この時には「開宴までしばらく控室のほうでお待ちくださいませ。」とお伝えし、もしお車代などあればこの時に渡してください。
披露宴で受付する時の服装は?
受付をする時の服装は、ゲストとして出席する時とそれほど違いはありませんが、両家の顔として相応しいような恰好が好まれます。
まずは、きちんとメイクをして、明るく清潔感のある服装を心がけましょう。身なりを整えることは両家の代表として非常に大切なことですから、最低限のマナーとして覚えておいて下さい。
お祝いの席なので、ネックレスやブレスレットなどのアクセサリーで華やかさをプラスするのも良いですね。受付をする際ゲストは手元に目が行くので、綺麗なネイルをするというのもおすすめですよ。
受付係はお辞儀をすることが多いため、自分流でヘアセットをすると髪がバラバラと落ちてくることもあります。
セットが崩れたり、顔にかかったりすると印象も悪いので、ヘアセットは崩れないようにしっかりとプロの手でしてもらう方が安心です。ヘアスタイルはアップやハーフアップだと清潔感もあって素敵ですよ。
まとめ
始めての受付係はドキドキしますよね。でも実際にやってみると、そこまで大変な作業ではありません。
そして新郎新婦もあなたになら任せられると思って頼んだはずです。
きちんとマナーをわきまえて、笑顔で気持ちよくゲストをお迎えすることが出来れば、きっと新郎新婦も「あなたに受付係を頼んでよかった」と思ってくれるはずですよ!
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