1年の最後の日となる大晦日。
昼間は大掃除やおせち料理など、
新しい年を迎える準備などでバタバタとしていても、
夜はテレビの年末特別番組を見て、
ゆっくり過ごされる方が多いと思います。
大晦日の夜はテレビも深夜まで放送されていますし、
ついつい子供も夜更かしをさせてしまいがちです。
いつもは早く寝かせている子供たちも、
大晦日の夜は特別に夜更かしさせてもいいのでしょうか?
また普段通りに寝かせる方がおかしいのでしょうか?
そこで今回はみなさんのご家庭ではお子さんと大晦日の夜を
どう過ごされているのかを紹介します。
大晦日の夜更かしの意味と由来は?
毎月の末日を「晦日」と言います。
12月の末日は、1年の最後の特別な末日になるため
「大」をつけて「大晦日」と呼ばれるようになりました。
現代では、大晦日の夜は夜更かしをしてテレビを見たり、
カウントダウンイベントに参加したりして、
家族や友人と一緒に年越しをすることが多いと思います。
しかし本来の大晦日は、
「年神様(ご先祖様の霊)」をお迎えするということが目的でした。
1月1日には、新年の神様である「年神様」が
1年間家を守ってくださるために各家庭にやってこられるので、
大晦日の夜は、一晩中寝ずに年神様を待つ日とされていて、
このことから大晦日の夜更かしが始まりました。
大晦日の夜に年神様をお迎えせずに、
寝てしまうということは失礼に当たるため、
大晦日の夜にうっかり寝てしまうと
「シワや白髪が増える」という言い伝えもあるそうです。
私も子供の頃は、大晦日の夜は、
ただ単に夜更かしが出来る特別な夜だと、
ワクワクした気持ちで迎えていました。
しかし大晦日の夜更かしには、
ちゃんとした神聖な意味があったのです。
ぜひ子供たちにも伝えていきたい良い日本の風習ですね。
大晦日は何時に寝かせる?
いつもは子供を早く寝かしつけているご家庭でも、
大晦日の夜だけは特別に夜更かしをさせて、
家族と一緒に年越しそばを食べて、
新年を迎えるご家族も多いようです。
しかし、年に1度だけのこととはいえ遅くまで起きているのは、
子供の健康や教育上良くないのではないかという
心配をされるお母さん方もいるようです。
大晦日の夜の夜更かしについては賛否両論ありで
年に一度のことだから夜更かしOKというご家庭もあれば、
生活リズムが乱れてしまうということから、
いつも通りに寝かしつけているご家庭もあります。
夜更かしがOKというご家庭では、
自分が子供の時に大晦日には親戚、家族が集まって
楽しかった思い出がある人が多いようです。
ただし、夜更かしがOKだといっても、
家族が一緒に過ごすことが大切で、
部屋で一人ゲームをして過ごすというようなことは、
禁止されているご家庭がほとんどでした。
そして夜更かしがOKだとしていても、
結局いつもの時間に寝てしまうというお子さんも多かったです。
また大晦日でもいつも通りに寝かしつけているご家庭は、
小学校低学年以下のお子さんがいるご家庭が多いです。
生活リズムが一度狂ってしまうと、
元通りの生活リズムに戻すことが大変になってくるので、
大晦日の特別な夜であっても、
普段通りに寝かしつけるという意見が多くみられました。
特に2歳から3歳くらいまでの子供には、
夜更かしをさせるべきではないという意見をお持ちの方が多いようです。
まとめ
大晦日に子供を夜更かしさせるかどうかは賛否両論です。
時には夫婦喧嘩の種になってしまうこともあります。
前もって大晦日は子供を夜更かしさせても良いのか、
それとも何歳から夜更かしさせてもOKなのかを
ご夫婦で話合っておく必要がありそうですね。
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