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お葬式に参列する際の香典金額!?知らないと恥をかく大人のマナー!

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お葬式に参列する際に持参する「香典」。

 

でも香典の金額や香典袋の選び方って、

意外に正確に覚えていないものです。

 

最低限のマナーを知っておけば、

万が一悲しい知らせが届いた時にも

心静かに故人の冥福を祈ることが出来るでしょう。

 

そもそも香典とは、

遺族の負担を減らし助け合う意味合いで始まりました。

 

戦前は遺族側が近隣住民に食事をふるまうのが通例だったため、

負担にならないように地域の人々が食べ物を持ち寄っていたのだとか。

 

それが戦後になって、

金銭という形に変化していったようです。

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香典の金額はいくら?

 

香典はご祝儀とは異なり、

友人や知り合いといった関係性なら

それほど高額を包む必要はありません。

 

しかし、少なすぎて失礼になることだけは控えたいですよね。

 

香典は、故人との関係性や親密さによってその金額が変わりますが、

一般的な相場は以下の通りです。

・両親…5万円~10万円
・親戚…1万円~5万円
・仕事の関係者、知人、友人、隣人など…5,000円~1万円
・顔見知り…3,000円~1万円

 

もし以前、自分の親族が

相手から香典をいただいたことがあるという場合は、

その金額を考慮した上で用意しましょう。

 

また、香典を包む際に気を付けたいのがお札の枚数です。

 

香典の場合はすべて同じ種類のお札で

1枚、3枚、10枚にするのが一般的で、

金額は1・3・5・10の数字で揃えましょう。

 

ご祝儀には新札を準備するのが一般的ですが、

香典はご不幸を事前に予測していたようになるので、

新札を包むのはマナー違反だと考えられています。

 

しかし、ATMでお金を引き出すと

新札が出てくることもありますよね。

 

そんな時は折り目を入れて包めば大丈夫です。

 

旧札の場合でも、

破れていたりシワだらけでボロボロのものは

お供えするものとして相応しくありませんので、

あまりに傷んでいるものは避けましょう。

 

包む際のお札の向きは、

顔のある方が見えないように包むという説がありますが、

気にしなくても良いという考え方もありますので、

特にこだわらなくても良いでしょう。

 

ただし、二枚以上包む際には向きがそれぞれバラバラにならないよう、

揃えて入れるようにしてください。

 

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お葬式の香典袋はどれを選ぶ?

 

香典袋を選ぶ時に考慮する必要があるのが、

「相手の宗派」「包む金額」です。

 

相手の宗派は、

電話などで知らせを受けた際に聞いておくといいでしょう。

 

仏式の場合は、

表書きが「御霊前」「御香典」「御香料」となっており、

 

包みは白無地か蓮の花の絵柄が入ったもの、

水引は黒白または双銀の結び切りとなっているものを選びます。

 

ちなみに、「双銀」とは

二本の水引がどちらも銀色になっているものを指します。

 

結び方はギュッと結ばれて上が切りっぱなしになっている真結びでも、

結び目の輪があわびに似ているあわび(あわじ)結びのものでも大丈夫です。

 

神式の場合、

表書きが「御玉串料」「御榊料(おんさかきりょう)」「御霊前」で、

水引が白黒または銀の結び切り、

包みは白無地であるものを選びましょう。

 

キリスト式では表書きが「御花料」、水引は無しか銀の結び切り、

包みは白無地で十字架や白百合が描かれたものを選びましょう。

 

もし宗派が分からないという時に

共通して使うことが出来る香典袋は、

 

表書きが「御霊前」となっており、

水引は白黒または双銀の結び切りで、

包みは白無地のものが無難です。

 

また、金額に合わせた香典袋を選ぶ

ということも覚えておきましょう。

 

包む金額が5000円以下の場合は

水引が既に印刷されたものを、

 

5000円から3万円までなら

水引が白黒または双銀のもの、

 

そしてそれ以上包む場合は

高級和紙で水引が双銀のものを準備します。

 

お葬式の香典の金額の書き方

 

香典の金額は中の白い封筒に書きます。

この封筒のことを「中袋」と呼びます。

 

中袋の表に書く場合と裏に書く場合とありますが、

どちらでも構いません。

表に書く場合

中袋の表側中央に金額を書き、

裏の左側に住所と氏名を記入します。

 

この時、書き方は縦書きです。

 

裏に書く場合

中袋の表には何も書かず、

裏の右側に金額を、左側に住所と氏名を記入します。

 

そして金額を書く時の漢字ですが、

「金○○圓」と書き、

金額を表す漢数字も難しい漢字を使うのが一般的です。

 

「一万円」と普通に書いたら、

下に一本「一」を書き足すだけで「二万円」となってしまいますよね。

 

そんなことをする人が実際にいるとは思えませんが、

そのような不正が起きないように

難しい漢数字が使われるようになったようです。

 

香典の金額を記入する際に使用する漢数字は

以下の通りなので参考にされてください。

 

・1…壱
・3…参
・5…伍
・10…拾

 

まとめ

 

香典を用意する時には香典袋や金額、

書き方など様々なマナーがあります。

 

ルール通りに準備することは、

実はそれほど大変なことではありません。

 

大切なのは、故人をしのび、

遺族を思いやる気持ちです。

 

香典に関しても急いでバタバタと用意するのではなく、

失礼のないよう一つ一つを丁寧に、

そして相手を思いやりながら包むようにしましょう。

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