冬の夏祭りは、高知県の香南市にある赤岡町横町商店街で、
1995年から始められたお祭りです。
約200メートルの赤岡町横町商店街に、
約100店舗の工夫を凝らした出店が、ぎっしりと並んでいます。
また、町娘や侍の格好をした人の姿があり、
まるで江戸時代や昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。
高知県の歴史人物である坂本龍馬のような仮装をしている人と、
写真を撮れたりもできますよ。
私の地元の冬の夏祭りの日程と、
見どころや駐車場の情報などをご紹介します。
冬の夏祭り2019の日程と概要
開催日は毎年12月の第1土曜日と日曜日ですので、
2019年は12月7日と8日です。
時間は10時から17時までで小雨決行です。
【開催場所】
高知県香南市赤岡町横町商店街で開催されます。
高知駅からの車や電車で40分ほどで赤岡駅に着くと、
徒歩5分のところで開催している、
昔懐かしい夏祭りのような冬のイベントです。
いたるところにポスターが貼ってありますので、
会場まで迷うことはありませんよ!
【料金】
入場料は無料です。
出店されている物の値段は、だいたい300円程度です。
冬の夏祭りの混雑は?
この個性あるお祭りには、
人口3000人足らずの町に2日間で7000人程が訪れます。
特に混雑するのは、
お昼過ぎから夕方にかけてですよ!
冬の夏祭りの駐車場
車で行く場合、
近くの赤岡小学校や多目的駐車場などが使用できます。
赤岡小学校 駐車場
四国銀行 駐車場
赤岡小学校職員 駐車場
多目的駐車場
赤岡保育所 駐車場(日曜日のみの使用可)
弁天座 駐車場(日曜日のみの使用可)
旧赤岡役場
A- MAX 駐車場(お帰りの際にはお買い物をして下さい)
アクトランド 駐車場
冬の夏祭りの見どころ
平成15年からは地元の銀行によって、
冬の夏祭りで使用できる小判を100円と交換してもらい、
両替ができるようになりました。
この小判を使わずに、
思い出の品として持ち帰る人もいます。
このお祭りで特に大人気なのが、
路上に並べられたコタツです。
子どもから大人までが、ご飯を食べたり休憩をしたり、
ゆっくりとくつろげる空間となっています。
また、紙芝居をみることもできます。
商店街を歩いてみると、手作りの紙コップから作られた、
帽子のようなカラフルな髪飾りをつけた人がたくさん歩いています。
冬の夏祭りでは毎年テーマが変わるのですが、
デザインがオシャレで独特なポスターも、
今年はどんなポスターかなと見たくなるほど楽しみのひとつです。
会場での出店の張り紙なども、古い和紙に筆で手書きされていたりと、
みているだけでも面白いです。
このお祭りの昔の写真が張り出されていて、
古くからの時の流れを感じることができます。
冬の夏祭りの出店
出店に売っている、
おいしいものを食べ歩く人もいっぱいいて人気です!
定番の焼きそばやベビーカステラやウインナーはもちろん、
創業大正3年こんにゃく屋の甘辛おでん串などもあります。
あめ細工や、バナナチョコ棒があるかと思えば、
バナナの叩き売りまであります。
冬にあたたまる、うどん、たい焼き、
育てたお芋から作られたホクホクの焼き芋もおすすめです。
ビールやジュースはもちろん、お抹茶や和菓子、
蛇口からワインやコーヒーが出てくるお店もあります。
いきなり餅投げが始まったりします。
また、商店街には築200年の歴史と、
新しさが混在する町屋カフェもあります。
他にも、アクセサリーやぬいぐるみ、
育てた野菜や植物を売っているお店があったり、
手作りのかざぐるまや、
メッセージを書いている石があったりします。
突然ストリートダンスが始まったり、
よさこい祭りやステージライブがあり、踊りや音楽を楽しめます。
ミニメリーゴーランドという乗り物の玩具で、
乗馬体験ができることもあったり、
輪投げ大会があったりします。
冬の夏祭りの始まりは?
冬の夏祭りが始まるきっかけとなった人は、
この町の絵金祭りというイベントを訪れた学生である、
高知のポリテクデザインカレッジの得丸さんという方です。
その方は、赤岡の人たちの不思議な雰囲気と空気に惚れて、
何かやりたいと町の人に呼びかけたところ、
フリーマーケットをしようということになったんですよ。
まとめ
内容をきくと謎だらけの冬の夏祭りですが、
一回行くと癖になり、
毎回行ってみたくなるようなお祭りです。
赤ちゃん、子どもたち、お母さんにお父さん、若者たち、
おばあちゃん、おじいちゃんたちの笑顔があふれ、
犬や猫も遊んでいます。
このイベントで出会って恋人ができた人もいます。
ご家族連れの方や、友人と来ている方も多くいますが、
もし一人で行くとしても、
不思議と懐かしい空間に馴染み満喫することができます。
普段は人通りの少ない商店街が、
活気あふれる場になる2日間ですよ!