秋の食材といえば松茸。
店頭で見かけても値段を気にしてなかなか買えないですよね。
そんな高級食材の松茸をもし沢山もらえたりすることが出来たら、
ちょっと贅沢な食べ方や変わった食べ方も試してみたくなりませんか?
今回は、おすすめの松茸の贅沢な食べ方や、
変わった調理方法を10人に取材しましたものをご紹介します。
焼いた松茸をウスターソースで食べる
レシピは簡単です。
「焼いた松茸にウスターソースをかけるだけ」です。
初めてこの食べ方を知人から聞いた時は、
せっかくの松茸の香りをぶち壊すのではないかと信じられなかったのですが、
コレが食べてみると意外といけるんです!
松茸の香りはウスターソースに負けることなく、
ソースとの相性も良いです。
いつもはお上品に土瓶蒸しなどで頂くはずの松茸を
B級グルメのような感覚で食べるある意味贅沢な食べ方です。
騙された思って是非一度試してみてください!
松茸のバター炒め
量があったら、
いろいろなメニューにチャレンジしたくなってしまいますよね。
その中で私が好きだったのが、
「松茸のバター炒め」です。
使うものは、松茸とバターと醤油のみ。
スライスした大量の松茸をバターで炒め、
醤油(または塩コショウ)で味付けするというシンプルな料理です。
シンプルすぎる料理ですが、
「大量の松茸を、ただ大量に炒めて食べてしまう」というのは、
何より贅沢かなと感じます。
これといった手間もかからないため、
おすすめです。
松茸のバター焼き
焼いて醤油をかけると言う感じでもシンプルでおいしいのですが、
そこにバターを少し加えることで、
風味とコクが出てまたさらに美味しくなります。
とても贅沢な食材なので、
そのまま食べるのが1番おいしいのは当たり前なのですが、
うちの家族はバターを少し加えるのが好みです。
いろんな料理の方法があると思いますが、
焼きがやっぱり1番美味しくいただけるのではないでしょうか。
秋の味覚松茸ですがそんなに普段からしょっちゅう食べれるものではないので、
バターを加えて食べるのもオススメです。
松茸の天ぷら
私は天ぷらが大好物なので松茸の天ぷらがお勧めです。
好きになった理由は仕事で疲れた際に、
天ぷらの松茸を頂いた時に、
疲れが抜けて癒される味だったので好きになりました。
松茸を天ぷらにしてから鰹のだしで頂くと美味しいので、
鰹のだしを購入する事をお勧めします。
注意するところは松茸に衣の量を浸けすぎない事です。
浸けすぎると美味しくないので、
少量浸けるくらいがおすすめです。
また、揚げすぎると味が落ちてしまうので、
揚げすぎない事を注意して下さい。
松茸のきんぴら
私のおすすめする贅沢な松茸の食べ方は
「松茸のきんぴら」です。
作り方はとても簡単!
①まず松茸を細めに切るか、
立てにさくかどちらの方法でも構いません下処理します。
よく洗っている方がおられるようですが、
洗うと水っぽくなってしまうので決して洗わずに!
気になる場合は、
ドロとかをサッとキッチンペーパー等で拭くだけにしてください。
②フライパンにごま油を適量ひきます。
油が多いと松茸の香りが負けてしまうので少ない目がいいです。
③松茸を炒めます
④鷹の爪を少々いれます
⑤松茸に火が通ったら醬油と酒で味付けします。
ここで鷹の爪は取り除きます。
お酒は出来れば飲用用の日本酒がおすすめですが、
なければ料理酒でもOK
⑥お皿に盛り付けて飾り用の細ネギを少し散らせば完成です。
少し醬油が焦げる感じが美味しいので焦し過ぎに注意してください。
松茸寿司
松茸をお醤油と上質なお出汁で炊いたものを作ります。
かやのやのお出汁などを使うのもいいですが、
私は創味のつゆで炊いたりしても美味しく炊けると思います。
それに温かいご飯に少し酢を含ませて、
みりんなどで甘みをだします。
寿司のもとなどを使うのもいいですが、
調味料の味が強く出てしまうので、松茸本来の味を大事にしたい場合は、
調味料が少ないものを使うのがいいと思います。
その酢のきいたごはんに、
松茸の炊いたものを薄く切って載せます。
松茸寿司はほんとに美味しいですよ。
松茸をパスタのソースに使う
松茸を、エリンギや椎茸などの他のきのこと合わせて、
きのこパスタのソースに使うと美味しいです。
炒め煮にすると椎茸からダシが出て、松茸の香りも効いて、
味も香りも、きのこの美味しさが相乗効果となって楽しめます。
作り方は、きのこ類を炒め、
酒、醤油、砂糖とだしの素と水を加えて炒め煮をします。
松茸以外のきのこ類をしっかり炒め煮にして味を含ませ、
少量の片栗粉を入れてソースにとろみをつけます。
最後に松茸を短時間、ソースの中にいれてサッと火を通すと、
松茸の香りが効いて贅沢感を楽しめます。
ちくわとチーズと松茸の組み合わせ
美味しいし楽な上、アレンジも可能です。
市販のちくわを半分に切り、
スライスチーズを切り口に沿うように敷き、
半分に切った松茸を頭が出るようにチーズの上に寝そべらせます。
ちくわ2切れにそれぞれ作れたら、
フライパンでちくわの面が広い面を下にして焼き、
チーズがくっ付いたら裏返してもう反対側を焼き終えたら、
最後に七味をかけて出来上がりです。
焼かずに揚げる方法もありますが、
チーズが出ないような工夫が必要です。
作るのに時間もかからず、
他のキノコでも代用が効きます。
それぞれのキノコによって味や食感が違って来るので、
注意点はチーズの扱いだけです。
松茸と牛肉の甘辛煮
よく祖母が秋に作ってくれた料理です。
一人暮らしの家に帰る私に持たせてくれて、
これをご飯にかけて食べるのが本当にありがたくておいしい思い出の料理です。
松茸は、縦に薄切りにします。
デパ地下のお肉屋さんに売っている
少々お高めの牛肉の切り落としを用意します。
スーパーの牛肉では松茸に負けてしまいます。
醤油、酒、砂糖を煮立たせた鍋に牛肉を入れ、
火が通ってきたら松茸を入れて少し煮ます。
5分くらいで出来上がりです。
でも、もっと煮詰めて、炊きたてのご飯に汁ごと混ぜて、
ごま、大葉をちらした混ぜご飯もおすすめです。
他の茸でもおいしいですが、
やはり松茸で作るのが格別です。
松茸のオリーブオイル漬け
オリーブオイルに松茸特有の香りがついて、
とても贅沢なオイルができあがります。
<作り方>
・オリーブオイル100cc
・松茸1本
・にんにくスライス(2かけ)
・鷹の爪2本
上記を容器に入れて一週間ほど寝かせるだけで、
非常に簡単に作ることができます。
パンに塗るのもよし、中の具を使って松茸ペペロンチーノを作ったりと、
幅広い料理に使うことができます。
松茸は風味が良いので、
いつもはシンプルな調理法でいただくことが多いと思いますが、
たまにはこのような洋風アレンジで食べてみるのもいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ふだんはなかなか買えない松茸ですので、
普通に焼いたり、お吸い物で頂くのも良いのですが、
たまには変わった食べ方をしてみるのも良いもんですよ。
意外と新しい発見があるかもしれません。
今回ご紹介した食べ方はどれも美味しいので、
機会があったら是非試してみて下さいね。