お洒落で防寒にもなるニット帽。
秋冬には大活躍ですよね。
毎回クリーニングに出すとなるとお金もかかるし、
自分でお手入れするという方も多いと思います。
しかし誤った方法で洗濯してしまうと、
ニット帽がダルダルに伸びてしまうことも。
お気に入りのニット帽が伸びきってしまったら
ショックですよね。
ニット帽が伸びてしまう大きな要因としては、
洗い方というよりも干し方によるものが多いです。
ニット帽は伸び縮みしやすくするために、
あえてゆるく編んであります。
そこが良いところなのですが、
それはつまり一定方向に力が加わると
その方向に伸びやすいということです。
洗った後にそのまま吊るして干してしまうと、
ニット帽に含まれる水分の重みで下に引っ張られ、
結果伸びてしまうというわけなんです。
乾いてから気付いても後の祭り、
もう新しいのを買うしかないのか…
いえいえ、ちょっと待ってください!
もしかしたらそのニット帽、
元に戻るかもしれませんよ。
伸びたニット帽を簡単に縮める方法とは!
伸びてしまったニット帽を縮める前に、
そのニット帽が何の素材から出来ているかを確認しましょう。
今回はアクリル製のニット帽と、ウール素材のニット帽、
それぞれの縮める方法をご紹介していきますよ!
【アクリル製のニット帽の場合】
①ニット帽を裏返す
②洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗剤なしで水洗いする
③日陰で平干しする
④アイロン(温度:弱)で形を整える
【ウール素材のニット帽の場合】
①ニット帽を熱めのお湯に浸けて、強く揉み込む
②お湯が冷めるまで放置する
③ニット帽をタオルで挟んで、水分を吸い取る
④ドライヤーをあてながら形を整える
⑤平干しして乾燥させる
※注意:「フェルト化現象」といって、
ウールは水に浸けることで風合いが少し変わります。
それを了解の上でお試しください。
これらの方法でも縮まなかった時は、
ネットに入れて洗濯機で洗濯から乾燥まで一通り回してみましょう。
スチームアイロンをあてる方法も
効果が期待できます。
どちらも熱風や熱い蒸気など熱によって
縮むとされていますので、
伸びてしまった時には試してみてください。
ニット帽の洗濯の頻度はどれくらいがベスト!?
ニット帽は使う頻度によって汚れ方も異なります。
そのため、毎日使うなら洗濯は一週間に1回、
たまに身につける程度なら1ヶ月に1回でも大丈夫でしょう。
実際、ほとんどの人は月に1、2回、
あるいはワンシーズンに1回洗うという人もいるようです。
臭いが気になるから使うたびに洗うという人もいるようですが、
これはあまりおすすめできません。
洗うことで汚れや臭いは落ちても、
繰り返しの洗濯は毛玉や型崩れの原因になるからです。
使用後は毎回除菌スプレーをして、しっかり陰干しをすれば、
菌の増殖を抑えつつ洗濯頻度も減らすことが出来ます。
また、毎日ニット帽を被るのであれば、
数枚をローテーションさせながら使うとニット自体の傷みも少なく、
次回までにしっかり乾燥させることができるのでおすすめですよ。
せっかくなので、
ニット帽の洗濯方法もご紹介していきます。
まずは持っているニット帽が、
自宅で洗濯出来るのかどうかを確認しましょう。
これは、タグを見れば洗濯絵表示が書いてあるはずです。
もし選択絵表示がない場合は、
そのニット帽の素材から判断しましょう。
ウールやカシミアを使った帽子の場合は洗濯できないことが多いので、
その時は月に1、2回ぐらいクリーニングに出して下さい。
洗濯機マークあるいは手洗いマークがあったら、
早速洗ってみましょう。
②そこにオシャレ着洗い用の中性洗剤を溶かす
③ニット帽を浸けて押し洗いする
④2~3回水を替えてすすぐ
⑤5分間ほど柔軟剤に浸けおく
⑥洗濯ネットに入れて、洗濯機で1分ほど脱水
⑦ビニール袋に新聞紙を詰めたものを用意する
⑧帽子に詰めてから陰干しする(用意できなければ、平干しする)
実際に試してみると、
意外と簡単に洗濯することができます。
コツを押さえて、
お気に入りのニット帽を清潔に保ちましょう。
ニット帽のかさばらない収納方法
ニット帽はボリュームがあるので、
収納にお困りの方も多いのではないでしょうか?
ニット帽をすっきりと収納したいという方のために、
かさばらないように収納する方法も一緒にご紹介していきます。
ニット帽をかさばらないように収納するには、
一度まとめてから収納を行なう方法があります。
ニット帽はボリュームがあるので、
広いスペースにそのまま収納するとかさばって見えてしまいます。
タンスやクローゼットに収納する前に、
ケースなどにまとめてから収納する事で、
ニット帽が余分なスペースを取らずにすむので、
すっきりと収納する事ができます。
まとめる時には、
たたみ方と並べ方を統一するとよりすっきりとまとめられます。
さらに透明なケースや中身が見える物だと、
使用の際にどこにどのニット帽があるかがすぐに分かり、
取り出しやすいです。
続いて、掛けて収納する方法があります。
収納スペースがあまりない場合や狭いスペースでも、
かさばらずに収納する事ができます。
壁やドアなどを使用して、
掛ける収納をする事で新たに収納のスペースを作り出せます。
掛ける収納方法は、使用後掛けるだけでいいので、
たたむ手間をはぶけます。
生活空間の中に上手に掛ける収納スペースを作ることで、
お気に入りのニット帽をインテリアとしても楽しむ事ができます。
掛ける収納と似ていますが、
吊す収納方法もあります。
この方法は床や引き出しなどにスペースを取りませんので、
空いているスペースを有効に活用して収納することが出来ます。
人によっては、機能面にも優れています。
洗濯後この収納方法なら、
そのまま吊して置く事で乾かす事が出来ます。
雨や雪でニット帽が濡れてしまい、
一度乾かしてから収納を行なわなければならない時にも役立ちます。
ずぼらの方には、もってこいの収納方法ですが、
ずぶ濡れで吊るすと伸びてしまう事もあるので注意が必要です。
気になる方は、
しっかりと乾かしてから吊して収納してください。
ニット帽の収納に100均で使える便利グッズ
まとめる収納方法で使える便利な100均アイテムは、
適切な大きさのケースです。
100均では、
さまざまなタイプの収納ケースが販売されています。
素材やデザインが豊富なので、
好みや収納する場所にあった物を選んで使用しましょう。
なるべく形が変形しない素材のものの方が、
ニット帽をかさばらずにしまえます。
掛ける収納に使えるアイテムは、
ワイヤーラックや、すのこです。
壁やドアなどにこれらを取り付けましょう。
S字フックや簡単に貼り付け可能なフックを好きな場所に付けて、
ニット帽をフックにかけます。
インテリアとして楽しむのなら他の物も掛けて、
お洒落に飾るといいでしょう。
このような作業は出来ないという方は、
ハンガ-を使用して、S字フックを数個掛けるだけで、
複数のニット帽を掛けて収納する事ができます。
吊す収納に便利なのが、
ハンガーに洗濯バサミが付いている物です。
空いているスペースにハンガーを掛けるだけで、
簡単にニット帽を洗濯バサミで挟んで吊すことが可能です。
もし、見た目にこだわりたい方は、
紐や突っ張り棒に洗濯バサミを何個か付けて、
ニット帽をはさんで吊すといいです。
紐や突っ張り棒、洗濯バサミの素材や付け方にこだわることで、
見た目も非常に良くなります。
まとめ
秋冬には欠かせないニット帽。
上手に洗濯しながら長く使いたいですよね。
収納する時も、伸びないように注意が必要です。
もう伸びきって使い物にならないと思っているニット帽でも、
裏技を使えば元どおりになるかもしれません。
愛用のニット帽が伸びてしまった時には、
ぜひ一度試してみてくださいね。
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