二分の一成人式が行われることについて、
「いらない、やる必要はないのでは?」と思ったことはありませんか?
またそんなママさんの声を聞いたことがあるあなたは、
なぜいらないと思うのか気になったでしょう。
二分の一成人式を行う必要性やねらいも含めて、
その答えについてご説明いたしましょう。
二分の一成人式はいらない?必要ないと言われる理由は?
二分の一成人式はいらない、やる必要がないと思われている方は、
意外とたくさんいらっしゃいます!
なぜそんな風に思われる方がいらっしゃるのか、
理由は下記の3つからきます。
①お世辞の応酬がわずらわしい
子供に親への感謝のメッセージを言わせて、
それをママさんが「我が子はホントに良い子に育ったんだ」という
『お芝居』をしているのを見るとイライラするという理由です。
無理やり言わせているのかは定かではありませんが、
子供に「感謝の言葉を言え」と強要するのでは
『感謝』とは言えないとのことです。
②成人式があるから参加する必要がない
成人式で大人になった我が子を祝うことができるのに、
わざわざ参加しなくても良いだろうということです!
さらに二分の一成人式は、
子供への手紙や写真を用意する手間がかかるから、
勤められている方にとっては忙しい上に時間も取れないでしょう。
③子供ではなく親が主役に成り変わっていると思われている
本来は子供の成長を祝う場のはずなのに、
親を感動させる場に変わってしまい子供が可哀想に思えるということです。
親が目立ちすぎると、
二分の一成人式から名前を『親を感動させる会』に変えないといけないから
必要ないと思われているのです。
二分の一成人式のねらいとは?
それでもなぜ学校は二分の一成人式を行い、私たち親を参加させたがるのか、
そのねらいが知りたいですね!
そんな二分の一成人式は下記の3つのねらいがあります。
①あと半分で成人になることを祝う
成人年齢の20歳の半分、
つまり半分大人になっていく我が子を祝う場を学校側が設けています。
近々成人の年齢が18歳に引き下がるので、
式の行う時期も変わるかと思いますが…。
②大人に近づいていくことを自覚してもらうため
式を通して『大人になる』という自覚を子供に芽生えさせます。
それからどのような大人になるのか、
ヴィジョンを描くほどの精神的な成長を促します。
③親子で感謝の気持ちを伝え合う機会を作る
日常生活のなかでは、
『育ててくれてありがとう』『育ってくれてありがとう』
と感謝の言葉を言い合う機会がありませんよね?
そこで学校側が式を開催し、
その場で感謝の気持ちを伝えるきっかけを与えてくれるのです!
二分の一成人式に着ていく服装や式の内容などについては、
別記事で詳しくご紹介してます!
こちらの記事もぜひ参考にして下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
二分の一成人式がいらないのは、
それを行うことによってかかる手間やその場でのいさかいを嫌っているからです。
学校側は普段親子間で、
機会の少ない感謝の気持ちを伝える場を設けるために開催しています。
二分の一成人式がいらないという理由は、
親目線のものが多いのが気がかりです…。
主役は当然子供ですので、我が子を本当に愛しているのならば、
たとえわずらわしくても式に参加してあげた方が子供は喜びます。
そして式を通してわが子のこれからの大人への成長を見守り続けましょう!