『松茸』を無性に食べたくなる季節に、
あなたはさまざまな松茸料理を堪能したくなるでしょう!
しかし食べるのがもったいなくて長い間放置してしまい、
腐ったらどうなるのか気になったことはありませんか?
また、松茸に「ぬめり」が出ていたので、
腐っていると泣きながら捨てていませんか?
ここで、松茸を見ることによって
「腐り」「ぬめり」の違いを見分ける方法をご紹介します。
松茸の「腐り」と「ぬめり」は関係あるのか、
また違いとは何なのかを知っておいてください!
松茸は腐るとどうなる?ぬめりがあっても大丈夫?
まず結論を言いますと、
松茸は腐った場合は下記の4つの特徴があらわれます。
①異臭がする(塩素のような刺激臭)
②ドロドロしている
③カビが生えている(青緑色をしている)
④虫食いがあまりにもひどい
この状態になっているならば、
やはり食べるのは止めておいた方がよいでしょう!
ぬめりが出ていても、
多少出ている程度でかつドロドロでない状態ならば食べられます!
ドロドロの状態は腐っている証拠になります。
松茸は水分が本体の約90%を占め、
水分がなくなるとカサカサしていて、
これが鮮度が落ちているということになります。
ぬめりが出てくるのは洗った際に水気を吸収しているためなので、
問題なく松茸を食べることができます。
ここで松茸を洗う、洗わないの意見が出てくるでしょうか?
洗う場合は雑菌の繁殖を抑えられ安全に食べることができます。
しかし、松茸特有の香りも落ちてしまい、
香りを楽しんで食べることができなくなってしまいます!
かといって洗わなければ食中毒の恐れがあります。
その場合は短時間で松茸をボウルに張った水で洗い、
キッチンペーパーなどで水分を取れば問題ないでしょう。
松茸は腐るとすぐ分かる!?正しい見分け方とは!
ここで食べられる、食べられない松茸の特徴をご説明いたします。
食べられる松茸
①多少のぬめりがある
②部分的に虫食いの跡(洗って落とせば食べられます)
③白い綿のようなものがついている(気中菌糸、身体に害はありません)
食べられない松茸
腐っている場合です!
前項に挙げた腐った場合の特徴が現れているので気をつけてください。
もし腐った松茸を食べてしまうと、
嘔吐や下痢などの症状が食後約20分~1時間で現れてしまいます!
ちなみに松茸の消費期限は、
常温だと1~2日、冷蔵保存だと4日~1週間、
冷凍保存だと2~3ヶ月となっています。
しかし冷凍保存は解凍、冷蔵保存は、
間違った保存方法をすると日持ちせず鮮度も落ちます。
冷蔵保存は下記の手順で行って頂くと
1週間ほど保存できます。
1.根本の石突きを切り落とす
2.水で軽く汚れを落としたら水分を拭き取る
3.1本ずつ新聞紙からキッチンペーパーで包みビニール袋に入れて冷蔵庫へ
どの方法で保存するにしても鮮度を気にするのならば、
早めに食べてしまう方がおすすめですよ!
また、別記事では松茸を贅沢に食べるレシピなどもご紹介してますので、
ぜひ、そちらの記事も参考にして秋の味覚を楽しんで下さい。
松茸の贅沢な食べ方や変わった調理方法の10人からの厳選レシピ!
まとめ
松茸のぬめりと腐りをしっかりと見分けて、
美味しい松茸を選び、安全な秋の味覚を楽しんでください。
ぬめりは、腐っている状態を見分ける判断材料にもなります。
松茸ご飯やお吸い物をおいしくいただくために、
腐っていない松茸をきちんと見分ける術を活用してください!