小学校の卒業式と言えば、
式の後は家族で楽しくお祝い…というイメージでしたが、
最近の小学生は、
子供だけで卒業式の打ち上げをするケースがあるようです。
卒業したての小学生が、
子供だけで打ち上げなんてもってのほか!
と思うのは私の考えが古いのでしょうか。
そもそも打ち上げという言葉を使うこと自体、
大人顔負けで驚かされます。
最近は子供を狙った犯罪も多く、
そもそも子供だけで出入りできるような打ち上げ場所が、
あるのかどうかも怪しいですよね。
卒業式後には、PTA主催の謝恩会が開かれるという小学校もあります。
最近は保護者の負担を考慮して減少傾向にあるようですが、
主に食事や出し物などがメインで、
先生へ感謝の気持ちを伝えるのが目的となっています。
それに対して打ち上げは、これまでの頑張りをみんなでお祝いして、
一区切りつけるために催す宴会のことを指します。
つまり、これまで頑張ってきたクラスの友達と、
最後にわいわい盛り上がるということです。
小学生が打ち上げというと何だか違和感があるのは、
打ち上げ=飲み会のイメージがあるからかもしれません。
ただ、小学生が催す打ち上げというと、
大人が考える打ち上げよりももっと軽いものだと思って良いでしょう。
クラスのみんなで食事をする、
仲良い子たちとカラオケに行くなど、
卒業してみんなバラバラになる前に、
友達ともう少し楽しいことをしたいと思うのは分かる気もします。
では、実際に小学生が子供だけで、
卒業式後に打ち上げに行っても大丈夫なのでしょうか?
今回は、お子さんに「友達と打ち上げに行きたい!」と言われて、
困っているお母さんに、
安心できる打ち上げの方法や場所をご紹介していきますよ。
小学校の卒業式の後の子供同士の打ち上げは大丈夫!?
大人の付き添いなしで子供達だけで打ち上げに行くとなると、
変な犯罪に巻き込まれたり、困ったトラブルが起こったりしないかと、
とにかく心配ですよね。
数人ならともかく、大人数で行くのであれば、
騒いでお店の迷惑になるのではという心配もあります。
外で打ち上げをするならお金もかかるでしょうから、
子供の打ち上げにいくら持って行かせるべきなのかも悩みますよね。
卒業式後といえど、まだまだ子どもです。
大人のいない場所で背伸びしたい気持ちもあるのでしょうが、
子供だけというのはやめさせた方が良いでしょう。
保護者が同伴でついて行くか、
保護者主体で子どもたちも一緒にというのが無難です。
何かあってからでは遅いですし、
お店側に迷惑がかかることも考えられます。
子どもたちだけでは対応しきれないような事態になってはいけないので、
誰か1人でも大人がついて行った方が良いでしょう。
ただ、それでも来ない子は来ないし、行く子は行きます。
どちらにせよ親次第なので、まだ打ち上げなんて早いのでは?
と思うお母さんは、
「おじいちゃん、おばあちゃんとご飯を食べに行くから行けない」
など口実を作って諦めてもらう方が良いかもしれませんね。
最後ぐらいはお友達と過ごさせてあげたいと思うなら、
「お母さんも付いていく」という条件のもとで許可するなど、
安全に過ごせる条件を提示した方が良いでしょう。
子供同士でも安心な卒業式の打ち上げ場所は?
子供主体で打ち上げをするのであれば、
午後からということも考えるとファミレスやフードコートなど、
食事ができてわいわいと話せる場所がおすすめです。
女の子だとそれだけでも楽しいので、
あっという間に時間が過ぎてしまうことでしょう。
もう少し特別感を出したいのであれば、
ボーリングやカラオケも小学生が楽しめるスポットです。
カラオケなら個室なので、
子供たちがどれだけ騒いでも問題ありません。
しかも、簡単な食事も頼むことができるため、
レストランに行かなくても済みますね。
もちろん食事をするだけに比べればお金がかかるので、
事前に金額を調べておいて、大人が予約しておく必要があります。
また、一緒に行く子の保護者にも、どういう計画で予算はいくら、
誰が付き添うのかなど事前に連絡して了解を取っておくとお互い安心ですね。
近くにテーマパークなどがあれば、
そこに遊びに行くのも最後の思い出づくりにぴったりです。
しかし、この場合も子供たちだけではなく、
大人も付いて行った方が安心です。
まとめ
卒業式後にみんなでもう少し盛り上がりたいと思う気持ちは、
大人も理解できると思います。
しかし、まだ子供だけで打ち上げをするのは危なかったり、
迷惑がかかったりするということを伝え、
安全に楽しめる方法を話し合ってみてはいかがでしょうか。
きっと小学校最後の素敵な思い出ができるはずですよ。
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