東京都東大和市の豊鹿嶋神社(とよかしまじんじゃ)で、
毎年例大祭が行なわれています。
東大和市は過去にさまざまな争いがあった
芋窪、蔵敷、奈良橋、高木、狭山、清水の6つの村が、
大いに和して一つになるという意味から、大和市と名付けられました。
そして、他と区別するため東京の大和市ということで
「東大和市」となりました。
そんな東大和市内で、
最も古い歴史のある神社が豊鹿島神社です。
この例大祭は、地元の方からは「鹿島様(かしまさま)のお祭り」と呼ばれ、
親しまれ続けている例祭です。
今回は、豊鹿島神社例大祭の日程や見どころ、
屋台情報をご紹介します。
豊鹿島神社の例大祭に行ってみようと思われている方は、
是非参考にしてみてください。
豊鹿島神社例大祭2019の日程と概要
豊鹿島神社例大祭は、
毎年9月15日に曜日に関係なく行なわれていましたが、
担ぎ手のスケジュールなどの関係で近年では、
9月15日前の土日に行なわれる事が多くなりました。
(9月の第2土曜日や日曜日に行なわれる可能性が高いです)
2019年の日程はまだ発表されていないので未定ですが、
9月15日付近に2日間行なわれるでしょう。
開催場所:豊鹿島神社
最寄り駅:多摩モノレール「上北台駅」
上北台駅から豊鹿島神社までは、
徒歩で20分くらい掛かります。
バスの場合は、JR中央線「立川駅」・西武拝島線「東大和市駅」より
長円寺行き西武バスか青梅行きの都バスに乗り、
「貯水池下」で降りると徒歩1分程度です。
【スケジュール】
宵宮となる1日目
14時半から入魂式が行なわれ、
15時半に宮出し、18時半から豊年踊りが開始されます。
大祭当日となる2日目
10時に例大祭執行、13時から山車と神輿の巡行、
19時に宮入り、19時半に豊年踊りが行なわれ21時半に終了となります。
豊鹿島神社例大祭の見どころは?
有名で大規模なお祭りも魅力的ですが、豊鹿島神社例大祭は、
地域密着の小さなお祭りならではの魅力と温かさがあります。
豊鹿島神社例大祭の見どころは、
神輿の渡御です。
日中は、地元の人たちのお神輿とお囃子、
子供たちが引く山車があります。
大人はもちろん盛り上がりますが、
私が小さいころ引いていた山車を自分の息子が引いているのは、
なんともいえない感動がありました。
大きくて立派な神輿も見るべき所になりますが、
息の合った威勢の良いかけ声と共に神輿を担ぐ姿にも注目して頂きたいです。
大勢の方が力を合わせ、
本気で取り組んでいるさまは感動します。
そして、宮入りは迫力がありとても人気があります。
そのため非常に混雑しますが、
見応えがありますので是非みてください。
他にも山車の巡行や芋窪囃子もみても聞いても楽しめます。
お囃子は、会員の方が毎月数回、
豊鹿島神社社務所で練習を行なっているものになります。
芋窪囃子は、芋窪村という地名だった時に、
1~2ヶ月雨が降らなくて困った村の人達が氏神様の前で、
笛や太鼓、獅子頭などで華やかに雨が降るようお願いしたところ、
雨が降り出した事が元となっています。
また、都内最古の神社建築である豊鹿島神社本殿は、
東京都指定有形文化財となっています。
さらに、豊鹿島神社の獅子頭と豊鹿島神社本殿の狛犬は、
東大和市重宝となっています。
市内では、木製の狛犬は豊鹿島神社本殿前にしかなく、
三多摩地区全域からみてもごく僅かしかないので大変貴重です。
歴史ある豊鹿島神社本殿や、
珍しい木製の狛犬も見どころの一つです。
豊鹿島神社例大祭の屋台は?
神社の入り口から参道には、
屋台が20店ほどで数は多くありませんが並んでいます!
神社から続く石畳の階段と道を挟んで、
屋台が両端を埋めるように並んでいるのは
とても雰囲気があって毎年写真に残したくなります。
定番の焼きそば、たこ焼き、かき氷、綿菓子、金魚すくいなどがあります。
夜は、境内に作られた櫓を囲み、
東大和音頭を中心に盆踊りもやるので、
音と提灯がさらに夏祭りを盛り上げています。
浴衣を着ている方も多くいるので、
面倒でなければ着て行くのもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
祭りの醍醐味でもある屋台が多く出ていますので、
屋台を目的に行くのもいいですね。
また、屋台以外にも豊鹿島神社例大祭は、
見どころがたくさんある例祭です。
毎年9月に行われる祭りなので、
時期もちょうどよくおススメです!
神輿を担ぐ姿を間近で見る機会は少ないと思いますので、
この機会に家族と是非楽しんできてください。