小学生のうちからスポーツ少年団(スポ少)などに所属して、
スポーツを楽しんでいるお子さんがとても多いですね。
少年野球、サッカー、テニス、卓球・・・などなど、
上げるときりがないくらいです。
スポーツだけでなく合唱や吹奏楽といった、
音楽系などのクラブに所属しているお子さんもいらっしゃるでしょう。
私の娘も小学生の時に合唱クラブに入って頑張っていました。
そう言ったスポーツなどのクラブに所属していると気になるのが、
「我が子がレギュラーになれるのか!?」という点です。
スポーツでも音楽系のクラブでも、
所属している子供達の人数が多いところは、
必然的に試合やコンクールに出場できる子、
できない子が出てきてしまいます。
私も経験がありますが、
我が子がレギュラーになれなかった時は、
親も切ない気持ちになりますね。
もちろん一番つらいのは子供本人です。
そんなつらい気持ちになっている我が子に、
親としてどんな風に接したらいいのか悩んでしまいますよね。
今回はそんなあなたに、
子供がレギュラーから外された時の親が取るべき対応についてご紹介します。
小6の子供がレギュラーから外されたとき親はどう対応すればいい?
毎日練習を頑張っている我が子が、
チームのレギュラーから外されたら、
親としては本当に悲しいですね。
子供だってとても落ち込んでいるでしょう。
親としてどんな対応をするのがいいのか、
いくつかご紹介します。
子供を責めない
「あなたの練習量がたりなかったんだ」、
「もっと頑張らないとダメだ」とか、
ついネガティブな言葉を子供にかけてしまいがちです。
ですがレギュラーを外されて、
傷ついて一番落ち込んでいるのは子供自身です。
そんな子供に責めるような言葉をかけるのはNGです。
子供だって、
自分の足りなかったところはちゃんとわかっています。
そんな子供に追い打ちをかけるような声掛けは、
子供自身のやる気を削ぐことになりかねません。
指導者の批判や悪口は子供に言わない
我が子がレギュラーから外されて親もモヤモヤして、
指導者へ批判的なことを言いたくなりますね。
でも子供の前や子供自身には、
言うのは避けた方がいいでしょう。
子供は親が言うことを信頼しています。
親が指導者の批判や悪口を言っているのを聞いた子供も
「お父さんやお母さんが言っていたから」と、
指導者への信頼が薄くなってしまうことも。
指導者への信頼がなくなれば、
子供のやる気にも影響します。
頑張ったことを褒めて認めてあげる
例えレギュラーから外されたとしても、
子供がそれまで一生懸命に努力していたのなら、
親としては、
その頑張りを褒めてあげて下さい。
「練習や努力が足りなかった」ではなく、
今の姿を褒めて認めてあげることで、
子供が自己否定しないようにしましょう。
自己否定してしまうと自信がなくなって、
やる気や気力を損なってしまう恐れがありますよ。
ネガティブな発言はNG!?
子供がレギュラーから外されて親もショックで、
ついネガティブな発言を子供にぶつけてしまいがちですが、
ネガティブなことを言われると、
子供は「もうダメだ」と将来まで悲観してしまいます。
小学校6年生でレギュラーから外されたとしても、
決してその後もレギュラーになれないわけではありません。
もしかしたら次の試合で、
レギュラーに選ばれるかもしれないのです。
落ち込んだ子供がやる気を失わず、
もう一度頑張ろうと思えるようにフォローできる親でいたいですね。
親が右往左往しない方が子供は安心する?
子供がレギュラーから外されたら、
親もショックですし右往左往してしまいますよね。
でもちょっと待って下さい。
子供のためには、
親が右往左往している姿を子供に見せることは避けるべきです。
子供は親の姿を見て、
安心したり不安になったりします。
親の行動や気持ちの揺れに敏感なのです。
レギュラーを外されて落ち込んでいる子供を
更に不安にさせるような言葉や行動はしないようにしましょう。
レギュラーを外されて一番ショックなのが子供ならば、
そのショックから立ち直ってもう一度頑張るのも子供です。
親は右往左往したりせずに、
頑張る子供を見守ってあげて下さい。
そしていざという時に支えてあげられる一番の存在でいて下さい。
親がどっしりと構えて見守っていてくれることで、
子供は安心して競技に打ち込むことができるのです。
まとめ
子供がレギュラーから外されて親もショックですね。
監督や指導者の方へ
文句の一つも言いたい気持ちになるでしょう。
でも指導者の方針に保護者が口を挟むのはルール違反です。
子供の気持ちを第一に、
見守る姿勢でいてあげて下さい。
野球でもサッカーでも、
レギュラー争いが熾烈なチームばかりではありません。
子供達のペースに任せて、
ワイワイ楽しく活動しているチームだってあります。
レギュラー争いが大変だなと思ったら、
そういった楽しく事を優先しているチームに移ることも一つの方法ですよ。
子供が楽しんで挑戦できるようにしてあげたいですね。