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古河市提灯竿もみ祭り2019の日程と駐車場や交通情報!

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茨城県古河市では、

毎年12月に「古河提灯竿もみまつり」という祭典が行なわれています。

 

古河市提灯竿もみ祭りは、

20メートルもの竹竿の先につけた提灯同士をぶつけあって

火の消し合いをします。

 

普通の祭りとは異なる独特の習俗をもった祭りのため

「関東の奇祭」とも呼ばれ、北関東の名物祭りとなっています。

 

提灯竿もみまつりは風変わりな祭りですが、

江戸時代から受け継がれてきた歴史のある祭りです。

 

地元の方をはじめ大勢の方が、

激しく揉み合う迫力のある光景をみるのを毎年楽しみにしています。

 

そんな古河市提灯竿もみ祭りに、

はじめて行ってみようと思っている方もいると思います。

 

しかし「奇祭」と聞くと家族で行って楽しめるのか?

と不安になりますよね。

 

そこで、今回は古河市提灯竿もみ祭りの日程や見どころ、

歴史など詳しくご紹介します。

 

さらに駐車場や交通規制情報などもご紹介するので、

家族で古河市の提灯竿もみ祭りに車で行こうと思っている方は、

是非参考にしてみてください。

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古河市提灯竿もみ祭り2019の日程とスケジュール

 

古河市提灯竿もみ祭りは、

12月の第1土曜日に古河駅西口で行われます。

 

2019年は12月7日(土)に開催されます。

 

会場は、JR古河駅西口おまつり特設会場になります。

 

時間は、16時から21時までで、

小雨の場合は決行となります。

 

続いて前年のタイムスケジュールをご紹介しますので、

参考にしてみてください。

 

16時15分

子どもパレードが出発し、

開会式が行なわれます。

 

17時15分~17時30分

子ども部門(1部)

 

17時35分~17時50分

子ども部門(2部)

 

18時~19時40分

大人部門の競争もみ

 

19時50分~20時30分

大人部門の自由もみ

 

20時35分~20時45分

閉会式

 

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古河市提灯竿もみ祭りの駐車場

 

古河市提灯竿もみ祭りの駐車場は、

古河市立古河第二小学校の校庭が無料臨時駐車場となっています。

小学校の校庭なので大まかな収容台数になりますが、

約200台駐車する事が可能です。

 

駐車出来る台数は限られますので、

早めに駐車場の確保をすると良いでしょう。

 

祭り開催の1時間から2時間前に到着すれば、

ほぼ駐車する事が出来ます。

 

また、臨時駐車場以外にも会場周辺には、

いくつかの有料駐車場があります。

 

臨時駐車場が満車の際は、

有料駐車場を利用するといいでしょう。

 

また古河市提灯竿もみ祭りの駐輪場は、

浄円寺の駐車場が臨時駐輪場となっています。

 

古河市提灯竿もみ祭りのアクセス

 

車でのアクセスは、東北自動車道 久喜ICより約30分、

館林ICより約30分、圏央道 境古河ICより約35分です。

 

また、公共交通機関でのアクセスも便利です。

 

JR宇都宮線、上野東京ライン・湘南新宿ライン「古河駅」西口から

会場までは徒歩で約2分です。

 

上野・新宿からは約60分、宇都宮からは約45分です。

 

東武日光線「新古河駅」東口から会場までは、

徒歩で約30分、タクシーで約5分です。

 

古河市提灯竿もみ祭りの交通規制情報

 

古河マルシェ会場となる道路は、

15時から22時30分まで車両通行禁止区域となります。

 

さらに、古河駅西口おまつり特設会場周辺も

16時から21時30分まで車両通行禁止区域となります。

 

 

当日車で行く方は、交通規制図を参考にして注意して下さいね。

交通規制図

 

古河市提灯竿もみ祭りのトイレは?

 

古河市提灯竿もみ祭りの会場周辺には、

トイレが三カ所用意されています。

 

また、古河駅、古河駅ビルVALにもトイレがあります。

 

古河駅ビル内には

授乳室、ベビーベッド、車椅子専用トイレもありますよ。

 

古河市提灯竿もみ祭りの見どころ

 

古河市提灯竿もみ祭りの見どころは、

競技もみです。

 

市内の各団体が、

20メートルほどの竹竿につけた提灯の火を消し合います。

 

高さ10メートルの矢来の中で行なわれる揉み合いやぶつかり合いは激しく、

始めて行かれる方はその迫力に驚かれると思います。

 

競技もみの他の祭りではみられない、

白熱した空気や揉み合う勇敢な姿は必見です。

 

ちなみに、2018年に開催された大人部門競技もみの一位は、雷電一丁目自治会、

二位は全原自治会、三位横山町自治会という結果でした。

 

今年はどんな結果になるのか楽しみにして行くと良いでしょう。

 

古河提灯竿もみ祭りの由良や歴史とは?

 

古河提灯竿もみまつりの由来は、

江戸時代は古河藩領だった、栃木県野木町の野木神社に伝えられる神事である

「七郷めぐり」に関係しています。

 

明治時代初期に廃藩置県で、栃木県と茨城県に分離されて、

古河市の提灯竿もみまつりとして発展しました。

 

野木神社は、この地方で最も古い神社の一つで、

藩政期には古河藩の領内にあり藩の鎮守・祈願場所として

歴代の藩主からあがめられていました。

 

仁徳天皇(にんとくてんのう)時代に、

磯城奈良別君(しきならわけのぎみ)崇神天皇(すじんてんのう)の

第1皇子豊城入彦命四世の君(とよきいりびこのみこと)が、

下野国に国造(くにのみやこ)今の県知事として就任してきました。

 

磯城奈良別君は、

京都府下にある莵道稚郎子尊(うじのわからいらっこのみこと)の墓から

霊をお祀りして、現在の野木神社に移しました。

 

平安幕末時期に常陸(旧国名でほぼ茨城県の北部に当たる場所)にいた

源頼朝(みなもとのよりとも)の叔父、

源義広(みなもとのよしひろ)が源頼朝に対抗して

兵を集めて戦いを起こしました。

 

その時、下野国小山朝政は、

とても信敬している野木宮に引きこもり戦略計画を立て、

義広軍を勝利に導いたことから、

 

頼朝は「鎌倉幕府開幕は、野木神社のご加護があったおかげ」と、

七つの村(七郷)を野木神社の神領と定め、

野木神社の末社が七つの村に誕生しました。

 

現在の小山市に編入されている7つの地区にある

野木神社の末社を神体の神鉾を奉じた一行が順番に訪ねる神事があります。

 

11月27日に神主さん達が馬を飾り、

野木神社の7つの末社を1日1社ずつ巡って、

7日後の12月3日に帰って来ます。

 

この神事は、七つの末社をめぐることから

「七郷めぐり」と呼ばれています。

 

出発日を「おいで」、帰って来る日を「おかえり」と呼び、

お供として村の人も竹竿に提灯をつけて回りました。

 

12月3日の深夜から4日にかけて七郷めぐりを終えた御帰社(おかえり)を

古河に向かう日光街道で、提灯を持ってたくさんの参拝者が出迎えます。

 

1201年から1203年の間に始まったと伝わっている七郷めぐりは、

第二次世界大戦直後まで続きました。

 

当時七郷めぐりの行列は、

各村の精進潔斎した裸体の若者たちが篠竹に高張提灯をかざして供奉しました。

 

しかし、各村の末社で一泊して次の村に向かう際、

村境で双方の村の若者がどちらの行列が先に進むかをめぐって、

裸体で激しく揉み合うので裸揉みといわれていました。

 

この時期は非常に寒かったので、

御帰社(おかえり)を出迎えた人達が寒さをしのぐため、

手に竿を持って揉み合いました。

 

この寒さをしのぐために行なわれたおかえりのもみ合いが

現在の提灯竿もみまつりの直接の原型となっています。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

揉み合いは元々寒さをしのぐために行なわれていたので、

提灯竿もみ祭りはとても寒いことが予測出来ます。

 

祭りに行く際には、

防寒対策をしっかりしてお出かけください。

 

また、多くの方が集まるので、

感染を防ぐためマスクを着用して行くと良いでしょう。

 

それでは、古河市で行なわれる

年に一度の提灯竿もみ祭りを楽しんで来てください。