冬になると床暖房を使うご家庭も多いんじゃないでしょうか。
床暖房は温度調整も簡単で部屋の中もほんのり暖かくしてくれるし、
床が冷たくて寒い!なんてこともなくてとっても便利ですよね。
そんな床暖房ですが、
つけっぱなしのご家庭も多いんじゃないでしょうか。
つけっぱなしにしていた場合に火事の危険性はあるんでしょうか?
ガス代はいくらくらいになるの?
今回はこのことについてご紹介したいと思います。
床暖房つけっぱなしの火事の危険性は?
結論から言いますと、
きちんとしたメーカーの床暖房を使っていた場合は、
火事になる可能性はほぼありません。
床暖房メーカーが、
つけっぱなしを推奨していることもあるくらい火事の危険性はないです。
心配していたかもしれませんが安心できますね!
なぜ火事にならないかについて少しお話ししますね。
ほとんどの床暖房設備には、
過昇温防止センサーと温度調節センサーの機能がついているんです。
過昇温防止センサーは、
温度が上がりすぎると感知して自動的に床暖房を止め、
温度が下がったらまた自動的に作動させるセンサーです。
温度調節センサーは温度を一定に保つセンサーなのです。
床暖房の温度は高くても60度ほどで、
あまり高温にならないように設定してあります。
過去に火災が起きた事例がありますが、
火災が起きる原因は製品に絶縁不良で起こる発熱部の異常や、
電線接合部の異常によるものでした。
ある程度名前の知られた有名メーカーの床暖房であれば、
厳しい検査を受け、安全を確認したうえで販売されています。
もし自分の使っている床暖房でリコールが発生した場合は、
問題が起きたメーカーからリコールの通知が来て無償点検が行われます。
それまでは床暖房のコントローラを確認し、
製品の使用をすぐに中止しましょう。
また、専用のブレーカーの電源を落として、
メーカーへ無料点検希望の連絡をしましょう。
点検後に安全が確認されてから使用を開始するようにしましょうね。
床暖房つけっぱなしのガス代は?
床暖房を使うにあたって気になるのがガス代ですよね。
24時間つけっぱなしにした場合のガス代は、
床暖房の広さやガス会社にもよって変わってきますが、
私の家の場合は、おおよそ1日約240円くらいです。
240円×30日=7200円とちょっと高いですね。
でも暖房を使わなければ寒くて仕方ないので、
なのでまあ必要経費として割り切るという考え方をしています。
床暖房が一番ガス代がかかるときはいつかというと、
床下の水を温水に温めるための最初の1時間がもっともかかります。
安定時の4倍のガス代を消費します!
なので、こまめにつけたり消したりするよりは、
家にいるときはつけっぱなし、外出時は切るという方がいいです。
暖めるときに一番コストがかかるので、
1日1回のonとoff、これを心がけるとガス代を節約できますよ。
使い方として家族全員が朝から出かける場合には、
外出30分前にoffにして、
帰宅30分前にonになるように設定しておくといいでしょう。
そうすることで外出時の使用量がなくなりますよ。
また、ペットを飼っているご家庭で日中もつけておきたい場合や、
日中自宅にいる場合には、就寝30分前にoff起床30分前にonにすると、
1日1回のスイッチになり燃費が良くなります。
これを心がけるだけで床暖房代の節約に大きくつながりますので、
意識的に行うようにしましょうね。
私の床暖房の切り忘れ対策!
①床暖房のタイマーをセットする
床暖房ってついつい消し忘れて出かけてしまいがちですよね。
そんな切り忘れ対策として有効なのが、
床暖房を付けたときにあらかじめ就寝時間や外出時間などに合わせて、
タイマーをセットしておくといいですよ!
これなら自分でいちいち切らなくても、
床暖房が自動でoffになってくれるので切り忘れの心配がありません。
②部屋の出入り口に床暖房OFF!確認!!と張り紙をする
タイマー機能だけじゃ心配という人や、
タイマー機能を使いこなすことが面倒と感じている人にオススメの方法です。
部屋の出入り口など、出かけるときに必ず通る場所に、
床暖房切ったか確認!と書いた紙をはってみましょう。
意外と「あ、忘れてた!」という、
うっかりを予防してくれるのでオススメですよ。
床暖房だけじゃなくて他の暖房器具までついでに確認できるので、
火事予防にもなりますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
床暖房で家事になる心配はほぼないようで安心できましたね。
1日1回のスイッチのon/offを心がけることで、
床暖房代の節約も考えるようにしましょう。
床暖房はつけたときに一番ガス代がかかりますので、
こまめにスイッチを切ったりつけたりするのはやめましょうね。
一度付けたら使っている間はつけっぱなし、
出かけるとき、寝るときのみ切るというふうに、
意識して使ってみるようにしてくださいね。
また切り忘れ防止にタイマー機能の活用や張り紙をして、
意識的に床暖房を切るようにしましょう。
外出時は少し早めに床暖房を切ってもしばらく暖かいので、
外出30分前に切るだけでもちょっとした節約になりますよ。