共働きの夫婦では家事の分担が離婚の原因となることもあるそうです。
仕事を持つ女性にとって家事の負担はとても大きいものです。
ましてお子さんがいる家庭では、子育てもプラスされ、仕事との両立はとても大変です。
旦那さんが家事や子育てに協力的であれば、奥さんの家事の負担も減り、仕事と家事の両立が上手くできます。
しかし、旦那さんが家事もしない、子育てもしないのであれば、奥さんの負担は相当なものに…。
こうなるともう1日が何時間あっても足りません。
体を休める暇もなく奥さんにすれば「なぜ私だけ!」という思いがつのり、ストレスがたまるばかりです。
そのストレスから夫婦喧嘩が絶えなくなって離婚してしまう共働きの夫婦が多いようです。
では、離婚まで至らないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
共働きの家事に分担表は必要か?
「男は仕事、女は家庭」なんて昔は言われていましたが、もうそんな考えは古い!今は女性も社会に出て仕事をする時代です。
共働きの家庭では旦那さんの家事や育児への協力は不可欠ですよね。でも、旦那さんにどんな家事をして欲しいか話たことはありますか?
何も言わず「あなたは何もしてくれない!」なんて不満ばかり言っていませんか?
家事の分担が原因で夫婦喧嘩になるのは、夫婦間で家事のことについて話合っていないから。
どんなに妻が「もっと夫にも家事に協力して欲しい」と思っていても、旦那さんはどんな家事をすればいいのかを分かっていません。
旦那さんにも家事を分担してもらう為には、まずはどんな家事があるのかをリストアップしてみて分担表を作ってみましょう。
そうすることで公平に家事分担が出来るようになるので、共働きの夫婦には家事の分担表は必要なのではないでしょうか。
家事の分担で夫には何をしてもらうのがベスト?
共働き夫婦の家事分担の割合の調査では、妻が主に家事を行っているという家庭が66%でした。
共働きの夫婦が増えていても実際のところ、夫の家事分担の割合は1割・2割程度で、やはり妻のほうが家事の負担が大きいことが分かりました。
では実際に共働きの夫婦で、夫が担当している家事は何かと調べたところ「お風呂掃除」「ゴミ捨て」「トイレ掃除」などで、やはり食事に関しては妻がすることが多いそうですが、「休日の日の昼食作り」を担当している旦那さんもいらっしゃるようです。
もっといろんな家事を手伝って欲しいと思っていても、最初からたくさんのことは出来ないので、まずは簡単なものから手伝ってもらいましょう。
意外と男の人は凝り性なのでお料理に興味を示すと、とことんこだわってみたくなり美味しい手料理を振舞ってもらえることも!?
また休日には二人で一緒にお料理するのもいいと思いますよ。
でもどんな家事を担当してもらったとしても、夫がしてくれた家事に対して口出しはしないことが大切です。
誰でも初めからうまく出来る人はいません。
夫の分担した家事で気になるところがあるのであれば、その家事をしてもらっている時ではなく、別の時に「いつもありがとう」という感謝の言葉と「こうするともっといいよ」というちょっとしたアドバイスを添えて話してみるのはどうでしょうか?
まとめ
いくら家事分担を決めたからといっても、お互いが「やって当たり前」になってしまってはいけません。
これは共働きの夫婦だけに限らないことですが、相手にやってもらったことに対しての感謝の気持ちは常に表しましょう。
「ありがとう」こう言われて嫌な気分になる人はいません。
「親しき中にも礼儀あり」でたとえ夫婦であっても「ありがとう」や「ごめんね」という言葉は大切です。
ちょっとしたことですが、これが夫婦円満の秘訣になるのではないでしょうか。
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