だんだん寒くなってくると使うことが多くなる暖房器具。
赤ちゃんがいるご家庭では、
部屋の温度に注意が必用になってきます。
赤ちゃんは「暑い」「寒い」と自分で伝えることが出来ないので、
周りの大人が赤ちゃんのいる部屋の温度に
気を付けてあげないといけません。
でも赤ちゃんの体温は大人よりも高いといわれているし、
新米ママさん、パパさんはどうしたらいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、赤ちゃんがいる部屋の暖房はいつから入れるべきなのか、
また注意点についてもご紹介します。
赤ちゃん部屋の暖房はいつから?外の気温が何度になれば使うべき?
赤ちゃんの体温は、
一日の中でも時間や環境によってコロコロ変化します。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、
あまり寒い所に長い時間いると低体温症になってしまい、
最悪の場合死に至ることもあります。
そのため、赤ちゃんのいる部屋では
温度管理に注意が必用です。
地域によって差はありますが、平均気温が15℃以下となる11月頃は、
昼間は日光が差し込む部屋であれば快適に過ごすことができますが、
朝、晩になると冷え込んでくることもあります。
赤ちゃんのいる部屋の室温が20℃以下になるようであれば、
暖房を使ってお部屋を暖めてあげましょう。
赤ちゃんがいる部屋の暖房の設定温度の目安は?
体温調節機能が未熟な赤ちゃんは気温の影響を受けやすいため、
寒い冬は赤ちゃんがいる部屋では暖房器具での室温調節は不可欠です。
しかし気温が高すぎたり、布団のかけ過ぎや厚着をさせすぎても、
熱がこもってしまい体温が上がりすぎてしまうことがあります。
体温が上がりすぎてしまうとあせもや熱中症、
脱水症状を引き起こすことがありますので注意しましょう。
赤ちゃんにとっては20~23℃くらいが冬の快適な室温です。
また赤ちゃんにとっては室温だけでなく湿度も大切で、
約40%~60%の湿度を保って、
快適なお部屋の環境を作ってあげることが大切です。
赤ちゃんがいる部屋で暖房を使う時の注意点
① 乾燥に注意
エアコンは部屋をすみずみまで温めてくれ、温度も設定しておけるので
部屋の温度を一定に保つことができるので大変便利です。
ですが、エアコンを使うと部屋が乾燥しやすくなるので、
加湿器を使ったり、ぬれタオルを干して置いたりして
湿度にも注意してください。
② こまめに換気する
暖房器具をつけて閉めっぱなしの部屋の空気は
赤ちゃんにとっても大人にとっても良くありません。
定期的に窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。
③ 赤ちゃんの火傷に注意
ファンヒーターはエアコンと同じように
部屋を一定の温度に保つことができます。
がファンヒーターからは熱風が出るので、赤ちゃんが動き出したら、
ファンヒーターの送風口に触らないように注意が必用です。
また石油ストーブを使用する場合は、ストーブ自体も熱くなるので、
ストーブに触らないように注意しなければいけません。
④ 低温火傷にも注意
床暖房やホットカーペットの上に直接寝かせたりしていると、
低温火傷や脱水症状になる危険があるので注意が必用です。
まとめ
赤ちゃんがいる部屋では、
赤ちゃんが快適に過ごせる温度が保てるように
温湿度計を置いておいて、
常に室温をチェックしてあげましょう。
寒い冬でも赤ちゃんが快適に過ごせるように、
温度は20℃~23℃、湿度40~60%に保ってあげてください。
その際、暖房器具まかせにせずに赤ちゃんが快適かどうかは、
ママのチェックが必要不可欠です。
時々赤ちゃんのお腹や背中などを触ってみて、
汗をかいてないか冷たくなっていないかを見てあげてくださいね。
赤ちゃんにとって初めての冬は、
細かい室温調整が必用なのでママは大変ですが、
赤ちゃんが元気に冬を過ごせるように、
気を付けてあげてくださいね。
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