引っ越して来たばかりの家。
まだ誰も使っていないシンクはピカピカで、
見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。
ステンレスの流しは、一度汚してしまうと、
元通りきれいにすることが、
精神的にも物理的にもむずかしいものです。
できれば、汚れがつく前に何とかしたい、、、
ステンレスをキレイに保つために、
日頃気をつけるべきことは?
もし、気をつけていても水垢が残ってしまったら、
どうしたら良い?
そんな疑問にお答えするべく、
今回は台所周りのステンレスの掃除方法についてまとめてみました。
台所周りのステンレスをキレイに保つ掃除方法!
洗い物を終えたあと、
ステンレスについた水滴をそのままにしていませんか?
あれはNGです。
そのまま水分が蒸発すると、
水道水に含まれるミネラル成分が結晶化し、
ステンレスに白くこびりついた『水垢』となります。
そうならないよう、
日頃からこまめにシンクの水分はふきとっておきましょう。
それさえ心がけていれば普段のお手入れとしては、
① 中性洗剤をつけたスポンジで磨く。
② 洗う。
③ から拭きする。
で十分です。
さて、では気をつけていても、
白い水垢が残ってしまったときはどうしたら良いでしょうか。
水垢はアルカリ性の汚れになりますので、
酸性の物質で洗うのが効果的です。
おすすめは、お酢と水を2対1で混ぜたものにキッチンペーパーを浸して、
簡易湿布を作ることです。
それを汚れの気になる部分に乗せ、
上からラップをかけて2〜3時間置いておきます。
これで水垢はきれいに落とせます。
もし水垢だけではない、
たとえば油汚れもついていたような場合には、
これだけでは落ちません。
たとえば、シンクにしばらく放置していたフライパンを持ち上げたら、
茶色い筋が丸く残っていた、、なんてことありませんか?
それは、油汚れです。
油汚れは酸性なので、
酸性のお酢をぶつけても落とせません。
今度はアルカリ性の物質で落とすことになります。
そのときは重層を使いましょう。
汚れの所に重層を振りかけて、
水を少し加えて10〜15分ほど放置します。
このとき水をかけすぎると、
重層が汚れを分解する前に流れて行ってしまうので注意しましょう。
汚れが浮いて来たらスポンジで軽くこすり、
最後に水で流します。
流した後は、
やはり水滴を拭き取っておくのを忘れないようにしましょう。
これで、いつもピカピカなシンクを保つことができます。
ステンレスの気になる汚れ掃除におすすめの洗剤4選!
今ご紹介したのは、いちばん手指にやさしくて、
ステンレスを傷つけない掃除方法ですが、
ただ少し時間がかかります。
『少しお金をかけてでも、掃除を早く済ませたい!』という方は、
市販の洗剤を使うのもおすすめです。
手指の荒れが気になる方向けに、
最近ではオーガニック系のものもたくさん出ていますね。
なかでも「アルカリ電解水」はおすすめです。
霧吹きに入れて油汚れにスプレーすると、
あとは力を入れず拭き取るだけで、
汚れをきれいに落とすことができます。
油汚れに強く、除菌もできるという所では、
アルコールスプレーもおすすめです。
いわゆる洗剤ほどの洗浄力はありませんが、
食器に吹き付けても大丈夫なくらい、
人体に害がないので安心です。
どちらも、多くのメーカーから色々な種類が出ていますので、
試してみて一番使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
また、『なんだかんだで汚れを落とすにはこれが一番』と、
主婦からの人気が高いのは、クリームクレンザーです。
研磨剤が入っていますので、気になる方にはおすすめできませんが、
私も、これが一番早くてきれいに落とせるので愛用しています。
研磨剤入りとはいえ、
シンクに大きくキズが入るような粗い粒子は入っていないので、
そのあたりも人気の秘密でしょうか。
クリームクレンザーでも落ちない、こびりついた汚れの場合には、
使い捨てのスチールウールたわしも良いですよ。
一回使ったら処分しなくてはいけませんが、
かなだわしにクレンザーをつけて磨くより、
ずっとキズがつきにくく安全です。
まとめ
昔に比べて今は、
人にも物にもやさしい商品が本当に増えました。
うれしいことです!
上手に組み合わせて、
快適な生活を送りたいものですね。
こちらの記事も参考にしてください。
ステンレスキッチンのエンボス加工のシンクを徹底的に掃除する方法!!
参考になりましたら幸いです。
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