昔から「三つ子の魂百まで」と言われますよね?
これは「幼い頃の性格は年齢を重ねても変わらない」
という意味でのことわざです。
「三つ子」とは生後3歳までの子どもという意味もありますが、
「幼い子ども」という意味も指します。
生後3歳頃の子どもは話せる言葉が増えてきて、
自分の言葉で気持ちを主張したり、
自分の意思で行動したりする時期です。
脳は3歳までに80%は完成するのだそうで、
知覚や脳を働かせるのに必要な神経細胞が急激に形成されて行きます。
3歳までの子育ては脳の成長や人格形成にとって重要なのです。
私が少し楽になったのは、
3歳の反抗期を乗り越えてからでした。
今回は、子育てで大変だったことや、
3歳の子育てでの悩みなどを、私の経験談から紹介いたします。
子育ての大変な時期っていつごろ?
子育ては時期や子どもの成長によって
大変さが違いますよね。
まず出産してから一番最初にやってくるのは授乳です。
一般的に授乳は3時間おきだと言われていますが、
実際は母乳は腹持ちが悪く、泣いたら授乳の繰り返し…。
ママは体力的にも精神的にもしんどい時期だと思います。
特に出産直後は、
ママも赤ちゃんも授乳に不慣れなために上手く授乳できず、
赤ちゃんが泣いて悪循環なんてことも多く、
常に抱っこの状態が続くこともあります。
さらに、おむつ交換やお風呂などに追われて、
ママの疲労もピークに達してしまいます。
そして、赤ちゃんの首が徐々に座るようになり、
寝返りもできるようになってハイハイが出来るようになってくると、
行動範囲が一気に広がり、
ママは目が離せなくなります。
生後6ヶ月頃からは離乳食が始まり、
作って食べさせたりと忙しさが増すことで、
ねんねの赤ちゃんの頃とは違う大変さがあります。
1歳になると早い子では歩き始めたり、
伝い歩きが出来るようになってきます。
更に行動範囲が広がり、家の中では家具やテーブルの角など、
ケガや事故に注意が必要になります。
そして、2歳になると「魔のイヤイヤ期」に突入します。
何もかもが「イヤイヤ」と言うことを聞かず、
自己主張が強くなってきますが、
上手く言葉で伝えられないことに子どもが癇癪を起こしてしまい、
ママも精神的にしんどい時期かもしれません。
保育園や幼稚園に通うようになると、
お友達と関わる機会が増えることで、
いい意味でも悪い意味でも色んな影響を受けたり、
ケガやトラブルなど新たな悩みも出てきます。
3歳の子育てでの悩み
3歳になると心身ともに大きな変化が見られて、
子どもの成長を目の当たりにする場面が多くなります。
言葉でのコミュニケーションが上手くなり、
どんどん新しい言葉を覚えて、
具体的な会話で伝えようとしてきます。
そして、自我が芽生え始め、
自己主張が強くなり「3歳の反抗期」がやってきます。
子どもは出来ない事でも積極的に何でもチャレンジするものの、
上手く出来ずイライラして癇癪を起こしたりします。
ようやく「2歳のイヤイヤ期」が落ち着き、
育児が楽になるかと思った矢先で、
大変な思いをするママも少なくないでしょう。
「やりたい」という気持ちは子どもの好奇心なので、
この気持ちを尊重してあげることで、
「自分は認めてもらえている」と子どもの自信に繋がります。
時間が無い時や、ママに余裕が無い時は難しいかもしれませんが、
なるべく自分の力で出来るまで子どもにやらせてあげてください。
3歳になると感情表現が豊かになり、
言葉で表現できるようになるので意志の疎通がしやすくなり、
大人の言葉も少しずつしっかり理解できるようになってきます。
子どもが言うことを聞かない時など、
つい親の考えや気持ちを一方的にぶつけてしまうことがあると思います。
そんな時は「なぜ、このように話しているのか」
その理由を分かりやすく具体的に説明してあげましょう。
そして、色んな所に連れて行き、
たくさんの体験をさせてあげることが大事です。
自然にも多く触れさせて好奇心を伸ばしてあげましょう。
植物や昆虫と触れ合うことで、
生き物との接し方や命について学ぶこともできます。
まとめ
子育てで、何より一番大切なのはスキンシップです。
3歳児に限らず、
大人も子供も体に触れられると安心するものです。
愛情を込めて積極的に声かけをして、
コミュニケーションも大切にしましょうね。
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