保育園に子どもを預けているママだからといって、
仕事を決まった時間に切り上げることができるかというと、
なかなかそうもいきませんよね。
できれば余裕を持ってお迎えに行きたいけれど、
仕事で急なトラブルが入ったり、
急に残業になったりすることもあるでしょう。
そんな時はどう対処すればいいのでしょうか?
保育園のお迎えに間に合わない時の対処法
もし遅くなることが事前に分かっていれば、
延長保育を予約しておくという方法があります。
認可保育園の延長保育は、
毎日延長するという家庭向けの「月ぎめ」のものと、
延長する場合はその都度予約するという「スポット利用」のものがあり、
どちらも事前に申し込んで指定の利用料金を支払います。
認可外保育園では、
かなり遅い時間まで延長保育を実施している園が多いですが、
その分認可保育園よりも利用料は高めです。
急に遅くなることが決まった場合は、
すぐに保育園に連絡をしましょう。
連絡なしにお迎えが遅いと、
保護者に何かあったのではないかと
余計な心配をかけることになりますし、
何よりいつもの時間に
お母さんが迎えに来てくれないと子どもが不安になります。
最低限のマナーとして
保育園への連絡は怠らないようにしてくださいね。
その時は、遅れる理由と、どの位遅れそうかを伝えておくと、
保育士も「こういう理由で、これぐらいで迎えに来てくれるよ」と
お子さんに伝えることができるので、
小さい子なりに理解して安心して待っていられますよ。
保育園のお迎えの時間は何時まで?
認可保育では親の就業時間によって、
子どもを預かってもらえる時間のパターンが2つに分かれています。
母親の就労時間が長い場合、
「保育基準時間」といって
1日11時間の枠で預けることができます。
一方、母親の就労時間が短い場合、
「保育短時間」といって
1日8時間の枠の中で保育を受けることができるのです。
認可外保育園の場合は、母親の就労時間に関係なく
夜遅くまで預かってくれるところが多いですが、
国からの助成はないので、
その分保護者の負担する保育料は高めとなっています。
どちらの場合も保育園に入る際に、
園側と取り決めた基本のお迎え時間があると思いますので、
出来ればその時間の5分前ぐらいには
子どもを引き取れるように逆算してお迎えに行くようにしましょう。
少しでもお迎えが遅れると、
延長保育の料金を払わなければならなくなる場合もあるので、
時間の管理に気を付けてくださいね。
保育園のお迎えは親以外でも大丈夫?
最初に説明した「急にお迎えに遅れることが決まった」場合ですが、
その際は代理の人にお迎えを頼むというのが一般的でしょう。
一番良いのは、パパに連絡して
代わりにお迎えに行ってもらうという方法ですが、
男性が急に仕事を切り上げて子どもを迎えに行くというのは、
とても協力的なご主人だったとしても現実的に難しいかもしれません。
急な代打は
おじいちゃん、おばあちゃんにお願いするというのが多いですよね。
近くに親戚の方がいればこの方法が安心でしょう。
でも、それが週に何回もあったりすると、
相手が負担を感じるようになるかもしれません。
それに、みんながみんなそんなありがたい環境に
あるわけではありませんよね。
周りに頼れる人がいないという人も多いです。
その場合、友人に頼むというのはどうなのでしょうか?
気の知れた友人だし、
保護者が良いというなら大丈夫な感じもしますが、これはNG。
保育園は子どもの大切な命を預かる場ですから、
基本、親族でない方に子どもを受け渡すことはできません。
では、周りに頼れる人がいないという場合は、
どうすればいいのでしょう?
その場合は、ファミサポや
ベビーシッターを利用するととても便利です。
当日申し込んで、今日お願いします!
ということはできませんが、
事前に登録して、何度か利用しておけば
お母さんもお子さんもいざという時に安心です。
お金はかかりますが、保育園への送迎以外にも
預かり保育など色々と引き受けてくれるので、
お仕事を頑張るお母さんの強い味方ですよ!
まとめ
お仕事に育児に頑張るお母さん、
本当にお疲れ様です。
出来れば早くお子さんを迎えに行ってあげたいけど、
そうもいかない時ってありますよね。
そうなってからどうしようと慌てるのではなく、
事前に対策を練っておけばお母さんも保育園側も、
そしてお子さんも安心です。
ファミサポなどの有料サービスにも登録しておけば、
万が一の時にもとても便利なのでぜひ参考にされてみてください。
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