天気がいい日は本当に気持ちいいですよね。
でも、晴れてる日は気になるのは紫外線です!
今回は、そんな気になる紫外線の対策についてご紹介します。
紫外線対策の帽子の効果はどれくらい?
日射病や熱射病の予防に帽子は必需品!
しかし、帽子を選ぶ際のポイントはなんでしょう?
よく「UVカット」されてる帽子を見かけますよね。
「UVカット」の帽子は布地自体が
紫外線をカットするように加工されています。
「UVカット」加工には2種類あり、
素材の表面に紫外線を防ぐために加工しているものと、
素材に国に安全と認められている
有機物質を織り込んでいるものがあります。
素材にUV加工を織り込んでいるものは
洗濯してもUVカットの効果に変化はありません。
一方、素材の表面にUV加工を施しているものは
洗濯を繰り返すうちに効果は若干薄れます。
UVカットの加工に使われる物質は主に
メチン、セラミック、カーボンなどの安全な有機物質です。
その有機物質には
紫外線を吸収して紫外線が届かないようにするものと、
反射して紫外線を防ぐものがあります。
では、帽子はどんな色だと効果があるのでしょう?
色がついているものは光を吸収しますが、
最も吸収するのは黒だと言われています。
色が濃いほどUVカット率が高くなります。
黒などの濃い色は紫外線を吸収しやすく、
一方、白などの薄い色は紫外線を反射する特徴があります。
黒意外では青や黄色でも紫外線を吸収します。
しかし、黒は太陽の光の中に含まれる赤外線を吸収し、
赤外線を吸収すると熱がこもってしまいます。
帽子や衣類の場合は熱がこもると体温が上がり、
熱中症を引き起こす恐れがあるので要注意です。
ですが、黒じゃなくてもUVカットされているものなら
色に関係なく紫外線を防ぐ効果があります。
特に、つばの大きな帽子を被ると
目に入ってくる紫外線の約20%をカット。
つばの長さが7cm以上あると
60%カットできると言われています。
夏といえば麦わら帽子のイメージですよね。
麦わら帽子は通気性は良いですが、
布に比べると編み込みが荒いために紫外線が隙間から入ってきます。
紫外線対策としては不向きですね…!
紫外線対策に日傘は必須!?
帽子と一緒に紫外線対策として一般的なのが日傘。
日傘は顔や上半身を紫外線から守れるので私もよく使っています。
日傘も帽子と同じく
黒のほうが紫外線の吸収がいいと言われています。
ただ、アスファルトの照り返しによって
紫外線は上からも下からも当たります。
なので、日傘の内側の色に注意しましょう。
白だと照り返してきた紫外線を更に反射してしまうので、
紫外線を吸収する黒がオススメです。
帽子と日傘にプラス、
サングラスや紫外線カットメガネを適切に使うと
眼への刺激が9割ほどカットできると言われています。
ただ、色の濃いサングラスをかけると
瞳孔が普段より大きく開いて
紫外線を多く吸収してしまうので注意しましょう。
そして、日焼け止めクリームも
正しく塗ることが大事です。
汗で落ちやすいので2~3時間ごとに塗り直しましょう。
首や腕も忘れずに!
紫外線とは?
そもそも、紫外線とは
太陽から放出される太陽光線の成分のひとつ。
肉眼で見ることが出来ない「不可能視光線」です。
紫外線は可視光線(目に見える光線)より波長が短く、
X線より長い電磁波で、地球の表面に届く太陽光線全体の中の
約6%ほどだと言われています。
可視光線は
「赤」「橙」「黄」「緑」「青」「藍」「紫」の7色でできています。
紫外線はこの光線の中で紫の外側にあります。
「紫を超えた」という意味のラテン語(ultra-violet)が
語源になっていると言われています。
紫外線を「UV」と表すのは
この「ultra-violet」の頭文字からきてるんですね。
日本では南に行くほど紫外線量が多く、
北海道と沖縄では約1.5倍の差があると言われています。
紫外線と言えば「夏」のイメージがありますが、
5~9月頃にかけて特に多く、
一日の中では朝10時~夕方4時頃まで紫外線が多いのです。
太陽から直接だけでなく空気中で散乱したものや、
地面や建物から反射したりもします。
直射日光が当たらない日陰や、
室内でも窓ガラスを通過して紫外線が当たるので要注意です。
まとめ
紫外線は長年に渡って浴びることで肌に悪影響を与えたり、
皮膚ガンを誘発する原因になります。
ちょっとそこまで…の外出でも油断は大敵ですね。
しっかり紫外線対策をして外出を楽しみましょう!
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