日本三大花火大会の一つである長岡まつり花火大会。
全国規模の人気を誇るこの花火大会は、花火の技術を競い合う大会ではなく、「慰霊・復興・平和への祈り」が込められた花火大会です。
2011年に東日本大震災が発生した際も例年通り開催され、今や日本中の想いを乗せた花火大会と言えるでしょう。
今回は、そんな長岡まつり花火大会の駐車場事情を詳しくご紹介します。
長岡まつり花火大会の駐車場は大混雑!?
長岡まつり花火大会は、毎年8月2・3日に信濃川河川敷で開催されており、時間は19:20~21:15まで行われます。二日間で2万発が打ち上げられる大規模な花火大会とあって、例年100万人を超える人々が一斉に集まります。
新潟県内だけでなく、全国各地からもたくさんの人が訪れるため、行き帰りの道中や駐車場内の大混雑は必至です。車で向かう際の心構えのとして、「会場近くには駐車場はない」と考えた方が良いでしょう。
もし運良く打ち上げ前に会場までたどり着いたとしても、無料駐車場、有料駐車場共にいっぱいで停めるところが見つからない可能性が高いです。
また、「長岡ICは利用しない」ということもポイントです。最寄りのインターチェンジである長岡ICは、例年大渋滞が起きています。全く車が進まず、間に合わないという事態も。
これらのポイントを踏まえて、一番のおすすめは、少し離れたインターチェンジで降りて、そこから電車やバスを利用して会場へ向かうという方法です。
つまり、「パーク&ライド」ですね。これなら会場付近の渋滞を気にせず向かうことができるうえ、駐車場を探す手間もかかりません。
各インターチェンジからの花火大会会場へのアクセスは以下の通りですので、ぜひ参考にされて下さい。
《湯沢・東京方面から》
・関越自動車道「長岡南越路スマートIC」または「小千谷IC」で降りて「来迎寺駅」周辺に駐車
・「来迎駅」→「長岡駅」まで電車移動(約30分)
・「長岡駅」→花火大会会場右岸まで徒歩(約20分)
《新潟方面から》
・北陸自動車道『中之島見附IC』で降りて「見附駅」周辺に駐車
・「見附駅」→「長岡駅」まで電車移動(約30分)
《上越・富山方面から》
・北陸自動車道『西山IC』で降りて「国営越後丘陵公園」(1850台収容可)に駐車
・「国営越後丘陵公園」→会場周辺までシャトルバス
※ただし、帰りはシャトルバスに乗るまでに1時間以上かかる可能性もあります。
長岡まつり花火大会の観覧席はいつまでに予約すべき?
長岡まつり花火大会では、毎年争奪戦になるほど大人気の有料席があります。バスツアーなどにも組み込まれるほどの人気なので、絶対に良い席で花火を見たいという方は、ぜひ販売日をチェックして早めの購入をおすすめします。
購入の方法は、先着順となるコンビニ販売と、抽選となる郵便・インターネット受付、残った席の販売の3種類です。2018年の有料席チケット販売についても、すでに公式HPから日程が発表されているのでご紹介していきます!
《コンビニ販売》
・5/6から先着順
・セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの3つのコンビニから購入可能
・購入可能な席:
(右岸)フェニックスエリア席、フェニックステーブル席
(左岸)堤防上マス席、テーブル席、イス席
《郵便・インターネット抽選》
・5/14~5/25:抽選受付(当日消印有効)
・購入可能な席:
(右岸)マス席、ベンチ席、カメラマン席、身体障害者席(長岡市民限定)
(左岸)マス席、カメラマン席
・5/31、6/1:抽選(第1希望→第2希望の順に抽選)
・6/15まで:当選者のみに当選通知到着
《残り座席の先着販売》
・6/30~7/16:残席の状況によりインターネット販売
・7/14~7/31:残席の状況により窓口販売
・8/2、8/3:残席の状況により当日会場で販売
長岡まつり花火大会の名物はやっぱりフェニックス!
長岡まつり花火大会ではたくさんの大型花火が打ち上げられることで有名ですが、中でも注目は「フェニックス」。
約2kmに及ぶ打ち上げ幅で5分間にわたって花火が一斉に打ち上げられ、その中で2回フェニックス(=不死鳥)に見立てた黄金色の花火が空を彩る、他では見られない花火となっています。
元々2004年に市内を襲った自然災害からの復興を願って復興祈願花火としてスタートしたのが始まりです。死んでも蘇ると言われている伝説の鳥である不死鳥の姿は、自然災害に負けずに復興を目指す被災地の姿と重なり、自然と涙がこぼれおちます。
そして、平原綾香の『Jupiter』に合わせて打ち上げられる同花火は、まさに圧巻の一言。
実際に花火大会を訪れた人も「何度見ても感動する」「最高!」と、フェニックスはもちろん花火大会全体の評価もかなり高いものとなっており、見応え抜群であることは間違いありません。
まとめ
日本随一の規模を誇る「長岡まつり花火大会」。一度は実際に行って見てみたいですよね!
行き帰りのアクセス方法や、観覧する席についてしっかりと確認しておくことことで、花火をより一層楽しむことが出来ます。
今年は夜空に舞う大輪の花火を一身に浴びて、心に残る夏にしてみてはいかがですか?
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