世界屈指の観光都市「京都」。
中でも超のつく人気スポットのひとつが「清水寺」です。
オフシーズンの平日でも、
清水坂の人の多さは途切れることがありません。
それでも「一度は訪れたいスポット」に必ずランクインする理由は、
やはり清水の舞台から臨む、眺望の美しさでしょう。
そして年3度のライトアップ。
桜、お盆、紅葉のシーズンのライトアップは、テーマパーク並みの行列。
それでも皆さん声をそろえて「一見の価値あり!」の絶景とか。
これは入念な下調べをして、逃す手はないですね!
清水寺のライトアップの混雑回避は?
常に混雑当たり前の清水寺ですが、
混雑回避のポイントは時間帯です。
お店が開店する10時台なんて、
すでに清水道は人、人、人でごった返しています。
平日だって油断は出来ません。
修学旅行生、団体ツアー、外国人観光客。
常にありとあらゆる観光客がひしめき合っていますので、
お寺に着くだけでも一苦労。
参拝も楽しみにされている方は、
早朝がオススメです。
夜の特別拝観は、昼と夜入れ替え制なので、
ライトアップは夕刻改めて出直すのも悪い手ではないですよ。
開門は6時ですので、
清々しい空気の中ゆっくりとお参りできます。
有名な音羽の滝も並ばずに、
お水を受けることが出来ます。
また、音羽の滝では毎月28日のお不動様の縁日に、
6時から僧侶による読経が行われますので、機会が合うなら是非。
横の茶店「瀧の屋」でお茶の接待もあります。
有名な「清水の舞台」のある本堂は「国宝」であり「世界遺産」。
西国三十三霊場の札所でもあります。
崖の斜面に建てられた、
ビル4階分の高さにそびえる建築は近くで見るほどド迫力!
そして、清水の舞台からの眺めをゆったりとご堪能ください。
朝でも夜でも紅葉は紅葉。
ちゃんとそこにいてくれますので、心静かに愛でましょう。
ちなみに紅葉のシーズンではありませんが、
8月9日~16日の千日詣りの日には、本堂の内内陣まで入れます。
間近で見る、ご本尊の十一面観音像を始め、
前後四段にぎっしり並ぶ二十八部衆の仏像群は圧巻です。
「仏像好き」なら、こちらもおすすめですよ。
さて、ではメインイベントの夜のライトアップについて。
2018年秋の夜の特別拝観
11月17日(土)~12月2日(日)
17:30~21:00(受付終了)
大人:400円 小・中学生200円
成就院庭園拝観
11月17日(土)~12月2日(日)
18:00~20:30(受付終了)
大人600円 小・中学生300円
「チケット売り場」といってもあくまで「拝観料」ですから、
前売り券はありません。
当日並んでお買い求めください。
売り場は2箇所あります。
「清水寺正面入り口」と「茶わん坂頂上」です。
清水寺正面はメインゲートですから
清水道、産寧坂、五条坂から合流した門前商店街を通った先にあるので、
人の流れはそちらに集中しています。
茶わん坂は五条坂の途中から分岐する脇道で、
他の道から合流してくることはありませんので、比較的人も少なくなります。
行列の長さも8割程度短いです。
そして時間帯。
入れ替えすぐの17時半から19時台は、
もっとも人出の多い時間となります。
狙い目は閉門前の20時過ぎから21時。
観光客もひいて、人もまばらになっている頃です。
早朝に参拝して日中は街中散策&お買い物、
夕食を済ませてから、いざ夜のライトアップというコースは如何でしょう?
早朝にしても夜の拝観にしても、心配なのは交通手段。
宿泊する場合、京都市内では
この時期予約も難しいかもしれません。
大阪市内なら終電も22時ぐらいまで大丈夫。
エリアを拡げて検索してみてください。
清水寺のライトアップは車で行くのはやめた方がいい!?
京都観光で車移動は避けた方が無難です。
清水寺周辺は、大型バス、路線バス、観光タクシーも多数行き交い、
車道の混み具合も参道同様です。
清水寺に無料駐車場はありませんし、
オンシーズンは周辺駐車場も観光バス、観光タクシー優先に。
一般車はますます停めにくくなります。
京都市内は路線バスも充実しています。
一日乗車券(600円)を購入すれば、市バス一日乗り放題。
街歩きに慣れている方なら京阪「清水五条」駅から20分ほどなので、
徒歩でも十分行ける距離です。
緩い傾斜が続くので、体感は少々こたえますが、
京都は街の風景自体が美しい。
風情を楽しみながらブラブラ歩きも、
京都の楽しみ方のひとつです。
まとめ
行列に並んででも一度は見ておきたい、
絶景スポット。
多くの人たちを魅了する所以はなんなのか是非、
ご自分の目で確かめてください!
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