大阪府の北部にあり、
大阪市と京都市のちょうど中間に位置している高槻市では、
市民フェスティバルとして1999年から毎年ゴールデンウィーク期間中に
「高槻ジャズストリート」を開催しています。
2018年には、市内各地63カ所もの会場で、
二日間にわたり熱い演奏が繰り広げられました。
今回は、筆者が毎年言っている高槻ジャズストリーの2019年の日程と、
会場の回り方のおすすめや、子連れで行く際の注意点などをご紹介します。
高槻ジャズストリートの2019年の日程
【開催日】
2019年 5月3日、 4日
AM 10:00~深夜
【場所】
阪急高槻市駅・JR高槻駅・阪急富田駅周辺約70会場
【アクセス】
●阪急高槻市駅
阪急京都線梅田駅より約20分/河原町駅より約20分(特急)
●JR高槻駅
JR京都線大阪駅より約15分/京都駅より約15分(新快速)
●阪急富田駅
JR京都線摂津富田駅より徒歩約5分/阪急高槻市駅より1駅 約3分
高槻ジャズストリートの駐車場は?
当日車で来られることはお勧めできません。
駅周辺の駐車場は休日で混雑する上に、
出演者も機材を持って車で来られる方も多く、
また臨時駐車場も限られるので、
車で来られるなら隣の市に車を止めてパーク&ライドすることをお勧めします。
高槻ジャズストリート会場のおすすめの回り方
会場はJR高槻駅から阪急高槻市駅周辺が中心になっていますが、
市内各地に分散しているので、
様々な会場を観て回りたい方には「パラダイス号」という
無料のシャトルバスが運行されていてとても便利です。
中身は高槻市営バスなのですが、
車内ではフォークからラテンまで、
途切れることなく様々なジャンルの生演奏が行われています。
単なる移動だけではなく、
音楽を聴きながら市内を一周してみるのも楽しみの一つでおすすめです!
高槻ジャズストリートに子連れで行く時の注意点
我が家でも子供が生まれてからも毎年ずっと出かけていますが、
屋外の会場では、
たくさんの子供が走り回っているので遠慮する必要はありません。
ただし、小さなホールでは、
人で混み合うので子連れの方にはお勧めできません。
しかし、毎年城跡公園ではそう言った子連れ向けに、
ボランティアによる子供向けゲーム大会やストリートパフォーマンス、
フリーマーケットも開催されています。
小さな子供さんとご一緒なら
音楽よりもイベント目的に来られても充分に楽しむことが出来ます。
高槻ジャズストリートの見どころ
このイベント最大の特徴は、
「ジャズを身近に楽しむことが出来る」ことです。
大きなものは高槻現代劇場大ホールから、
小中学校のグラウンド、ショッピングセンター駐車場、
街中のカフェに至るまで様々な規模の会場で、
ビッグバンドからピアノソロまで様々な編成の音楽を楽しむことが出来ます。
また、ジャズストリートと命名されていますが、
実際にはスタンダードジャズを始めとして
フュージョンからブルース、懐かしの歌謡曲まで
様々なジャンルの音楽を楽しむことが出来ます。
演奏レベルも、大規模なステージでは
国内外からのゲストによる一流の演奏を聴くことが出来ます。
駅コンコース等ではアマチュアによる気軽な演奏や、
学生達の吹奏楽演奏まで様々なレベルの演奏を楽しむことが出来ます。
高槻ジャズストリートの観覧料は?
高槻ジャズストリートは全会場観覧無料となっています。
ただし、演奏者もノーギャラと聞いていますので、
演奏終了後にはボックスへの投げ銭を忘れないようにしてください。
また、イベントそのものも公的援助を受けていないので、
会場整理からゴミ収集までボランティアによって運営されています。
ですから、当日は募金箱に募金するか
各所で売られているTシャツ等のグッズを購入していただけると
イベント存続の力になります。
高槻ジャズストリート当日の混雑状況
これは会場や出演者によって大きく変わって来ます。
高槻現代劇場大ホールは例年プロによる演奏が続くので、
朝早くから並ばないと会場に入ることも難しい状況です。
また、カフェ等の小規模会場も、
入れ替わりのタイミングで席を確保出来なければ
どこも立ち見になりそうです。
ただ、小規模な会場でもドアを開けっぱなしていることが多いので、
通りから立って演奏を聴く方もかなりおられます。
通りに人だかりがあるのも
「これぞジャズストリート」と思える例年の光景です。
お勧めできるのはグラウンド等の野外ステージなのですが、
これはお天気次第で暑すぎたり寒かったり、
まして雨模様だととてもゆっくりすることができません。
穴場は阪急高槻市駅高架下広場で、
とても混み合いますが、雨や日光をしのげます。
私は他の会場がいっぱいで困ったときには
ここに向かいようにしています。
高槻ジャズストリートの屋台情報
屋外ステージの周りには毎年屋台が出ますので、
全国各地のB級グルメを目当てに来られても充分に楽しむことが出来ます。
当日は学校からカフェ、居酒屋からデパート屋上まで、
街中がライブ会場と化してしまうので、
市内の飲食店も店先に屋台を出しています。
飲み物を始め、焼き鳥から唐揚げうどんギョーザ(高槻名物)や和菓子まで
歩いていても食べ物に困ることはありません。
もちろん持ち歩ける焼き鳥やサンドイッチ等の販売をします。
ただし、当日は多くの人出があり
市内の飲食店はどこも混雑します。
座ってゆっくり食事を取ることは、
市街地から離れるか予約していないと難しいと思います。
まとめ
音楽のイベントなので若者、特に音楽好き向けと思われそうですが、
公演ではフリーマーケットも出ますし、
子供向けのゲーム大会もボランティアの学生さんによって行われるので、
家族連れでもお年寄りでも充分楽しむことのできるイベントです。
始めはアマチュアのジャズ好きのイベント
として始まったジャズストリートですが、
ここ数年は音楽イベントの枠を超えた
市民祭りとして定着してきました。
ですから、老若男女音楽に興味のない方でも
充分に楽しんでいただけるイベントになってきました。
毎年気候もちょうど良いゴールデンウィークに開催されています。
また、場所も京都、大阪、神戸からでもアクセスし易い立地ですので、
近畿地方の方には一度気軽に来てみられることをお勧めします。
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