リビングの顔でもあるソファ。そんなソファにシミが出来てしまったら気分も下がってしまいますよね。
我が家には小さい子どもが三人いるので、食べこぼしや病気の時の嘔吐、トイレトレーニング中の失敗など、ありとあらゆる汚れがソファに付いてしまいます。
あまりにひどい時はカバーを全部外して洗濯しますが、一部だけだと洗濯するべきか悩みますよね。
しかも、カバーが取り外し出来ない場合や、合皮製、本革製のソファの場合、洗ってシミを取るということは出来ません。
では、一体どのようにしてお手入れすればいいのでしょうか。
今回は素材別でソファのシミ取り方法をご紹介していきますよ!
合皮製のソファのシミ取り方法
まず合皮製のソファから見ていきましょう。
合皮は汚れにくく、汚れが付いたとしてもすぐに落とすことが出来ます。しかし、気付かないうちに出来てしまっていたシミや、手垢・汗のように蓄積された汚れなんかはなかなか取れませんよね。
そんな時には「消毒用エタノール」を使いましょう。消毒用エタノールは主にサトウキビ等の糖質原料やトウモロコシが原料なので、小さいお子さんがいるお家でも安心して使うことが出来ます。
しかも100均やドラッグストアなどで手軽に手に入るのも嬉しいですね。消毒用エタノールなら食べこぼしや汗などの水性の汚れや、化粧品などの油性の汚れ、どちらも落とすことが出来るのでとても便利です。
まず水拭きした後に乾拭きをし、コットンなどに消毒用エタノールをつけて汚れを軽く拭き取ります。
その後、クリームクレンザーを指につけて、円を描くようにして汚れを擦り拭き上げます。
拭き上げた箇所が乾いたら水拭き、そして仕上げに乾拭きをするとシミもすっかり綺麗になりますよ。
布素材のソファにも効果のある染み抜き方法はコレ!
布製のソファにお茶をこぼしてしまった!そんな時は慌てずタオルやキッチンペーパーなどで吸い取るようにして拭きましょう。
そして、住まいの洗剤や食器用洗剤などの中性洗剤を薄めた水にタオルを浸し、たたくようにしてソファを拭きます。
その後、水拭きをして中性洗剤を落とし、乾いた布で拭き取りましょう。
ピンポイントで頑固な食べこぼしのシミがついてしまった場合は、直接、住まいの洗剤をシミに軽く付けてこすり、お湯につけて固く絞った布で拭き取ります。
口紅やペンなどの油汚れや、時間が経って原因が分からないようなシミにはベンジンを使いましょう。
ベンジンをタオルにつけて、こすらずに叩き落すようにします。シミが取れたら固く絞った布で水拭きし、仕上げに乾いた布で拭き取りましょう。
布製のソファは、使う洗剤や薬品によって色落ちしてしまう可能性があります。シミを落とそうとしてさらに目立つシミを作っては台無しですから、必ず目立たないところで色落ちしないか試してみてくださいね。
ソファの染み抜きといえば「セスキ」です!
「セスキ炭酸ソーダ」は、ナチュラルクリーニングの代名詞「重曹」と同じアルカリ剤ですが、重曹よりもアルカリが強いため頑固な汚れも綺麗に落としてくれるのが特徴です。
洗浄力は強くても、入浴剤で使われたりもするものなので、直接肌が触れるソファに使用しても安全安心なんですよ。
しかも手垢や皮脂などのたんぱく汚れ、食べこぼしなどの油汚れの洗浄を得意としているため、衣類の洗濯はもちろんソファの染み抜きにも効果てきめんです。
手入れが難しいとされる本革ソファですが、セスキ炭酸ソーダを使えば簡単に汚れを落とすことが出来ます。
まずセスキ炭酸ソーダ水を作りましょう。
500mlの水にセスキ炭酸ソーダを小さじ1加えて混ぜて布に染み込ませます。もしあれば、スプレーボトルに詰め替えるとコンロの汚れなどにも使えて便利ですよ。
ソファの汚れが気になる部分にセスキ水をスプレーで一吹きするか、セスキ水に浸した布で軽く拭き、すぐに乾いた布で拭き取ります。
それでも汚れが取れないという場合は、タオルをお湯で濡らしてから固く絞り、汚れを拭き取りましょう。
まとめ
ソファについたシミを落とすポイントは、汚れてしまったらすぐに落とすということです。
ただ、気付かない間に出来てしまったシミでも、それぞれの素材にあった洗剤や薬品を使用することであっという間に落とすことが出来ます。
お気に入りのソファをいつまでも大切に使い続けるためにも、お家のソファに合ったシミ取りの方法を覚えておくと安心ですよ。
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