福岡県太宰府市にある竈門神社は、
玉依姫命を主祭神として祀る神社です。
縁結びや、厄よけの神社として有名な竈門神社ですが、
地元では紅葉の名所として
古くから人々に親しまれています。
今回はそんな竈門神社の紅葉について、
ベストな見頃と
駐車場事情を中心にご紹介して行きたいと思います。
竈門神社の紅葉の見頃は?
竈門神社の紅葉は、
11月中旬くらいに見頃を迎えます。
見頃に合わせて12月のはじめくらいまで、
境内のライトアップがおこなわれるのも、
見どころの一つです。
本殿まで続く参道の石段周辺が、
もっとも紅葉が集中している場所です。
参道の入り口のところでは
ちらほらとしか見えなかった紅葉も、
石段の真ん中あたりに到達する頃には、
視界一面、紅葉の赤が広がります。
この紅葉のアーチの中を歩くだけも、
眺めとしてはすばらしいのですが、
おすすめはやはり“展望台”です。
石段を上りきって境内に入ったら、
お守りや縁結びのグッズが売られている
「社務所」があります。
2012年に建てられたそうで、
ぱっと見は円形ホールのような、
神社の中の建物にしては
近代的なデザインであるのが特徴です。
展望台は、
この社務所の裏にあります。
参道や太宰府市内を一望できるようになっており、
休憩用の椅子も置いてあるため、
一息つくには絶好の場所です。
紅葉のピーク時には、
ここから下を見下ろすと
“紅葉の海”を見ることができます。
竈門神社に紅葉を見に来られた際は、
ぜひ社務所裏の展望台にも立寄ってみてください。
紅葉のライトアップの時間は、
日没から夜9時までの間です。
こちらは断然、
下から見ることをおすすめします。
特に、本殿を背景に夜の闇のなか浮び上がる紅葉は、
黒と赤のコントラストがとても綺麗なんですよ。
ライトアップの期間中は、
土日に「紅葉まつり」とよばれる
イベントも開催されます。
境内で地元の新鮮な野菜や手作りのパン、
太宰府の銘菓などを売るフリーマーケットや、
ピアノによるミニコンサートなどがおこなわれます。
いつもは静かな竈門神社ですが、
イベントの日は大変盛り上がりますので、
この機会にぜひ、
地元の食と音楽をお楽しみください。
竈門神社の駐車場事情
竈門神社には、
隣接する有料駐車場があります。
時間制限はなく、
1回停めるごとに一律400円の駐車料金がかかります。
有料駐車場は100台分ありますので、
混雑する時期でなければ、
停められないことはめったにありません。
ですが、
紅葉のライトアップの期間中は、
竈門神社の有料駐車場や周辺道路は大変混雑します。
有料駐車場が100台分あると書きましたが、
紅葉のライトアップが始まると、
土日、祝日は、この100台分くらいは
すぐに埋まってしまいます。
ですので、念のため、
休日に車で行かれる予定の方は、
JRの西鉄太宰府駅付近に車を停めて、
そこから出ている
太宰府市のコミュニティーバス「まほろば号」で
竈門神社を目指すことをおすすめします。
こちらは毎日運行しており、
一区間100円で利用できる上、
紅葉のライトアップの時期は混み合うことから、
臨時便も運行しています。
神社の空いているかどうかわからない駐車場を
当てにするよりもこちらの方が確実だということで、
家族連れの方などはバスを利用される方も多いようです。
西鉄太宰府駅から竈門神社までは、
歩いても大人の足で30分くらいのところにありますので、
もしお天気がよければ、
太宰府で梅が枝餅やソフトクリームを食べた後、
お散歩がてら
竈門神社まで歩くというのも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今年は竃門神社の紅葉を、
ぜひお楽しみください。
参考になりましたら幸いです。
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