大学生にもなると、親が入学式にくるのを嫌がる子も多くなってきます。
親を嫌いなわけではないのに、
一緒に行動するのが何となく恥ずかしいのです。
特に男の子は、こう思う人が多いようです。
そこで今回は『大学の入学式に親が出席するのは普通?変?』
をテーマにお話ししていきたいと思います。
大学の入学式に親は行かないのが普通!?
学生側の意識はともかく、大学側としては、
入学式に学生の親が同伴することは普通と考えています。
そのため入学式では保護者席が設けられたり、
それも、十分な人数を収容できるように、
学外のホールを借り切って式が行われたりします。
大学側に、親の参加を排除する積極的な理由はありません。
むしろ、ほとんどの学生の親は、
大学にお金を払ってくれる大事なお客様ですから、
入学式にも卒業式にも、ぜひ来ていただきたいと考えています。
子供の方からすると、
『もう小さい子供じゃないのに勘弁してよ、、、』と思う人もいるようです。
特に地元の大学に進学して、
周りが知り合いばかりだと、
親と一緒のところを見られるのが何となく気恥ずかしいとの思いから、
こう考える人が多くなる傾向があります。
大学の入学式の親の出席率は?
大学側は、親が入学式に出席することを歓迎しています。
学生の間はまだ子供と考える大学関係者も多くいますので、
保護者として参加することを後ろめたく思う必要はまったくありません。
そこで気になるのは実際の親の出席率ですが、
ある調査によると、
毎年、7割近くの学生が入学式に保護者同伴で参加するそうです。
これは、かなり高い数字であると言えます。
入学式に行ってみて、保護者が自分含め数人しか来ていなかったら、
きまずい思いをしそうで心配という方もいるかもしれませんが、
実態はむしろ逆で、
参加する人の方が多数派ですので、そこは安心してくださいね。
大学の入学式に親と一緒に行くのは変!?
大学の入学式に親と一緒に行くのは、
けっして変なことではありません。
入学式の後に、保護者と学科の教員が
会話する時間を設けているところもあるくらいです。
親として、自分の子供が通う大学や、
そこで教えている人たちを実際に見ることは、とても大切なことです。
特に、大学は担任制度というものがないので、
入学式や卒業式は、親が先生と話せる数少ない機会です。
大学の先生は優秀で変な人が多いので、入学式にはぜひ親として参加して、
先生の人となりを見ておかれることをおすすめします。
逆に、こういう機会でもないと、
親が子の通っている大学を訪れることはめったにありません。
良い機会なので、キャンパスの中も歩いてみてください。
ただ、入学式の日はサークルの勧誘が、すごい人数、待ちかまえていますので、
大人はちょっと、いたたまれなくなるかもしれませんが、、
建物の中まではいませんから、
ぜひお子さんと一緒に探検してみてください。
きっと楽しいですよ。
それに、もし子供が、地元を離れて遠くの大学へ進学したような場合には、
知らない土地で、一人で入学式に参加するのはとても心細いものです。
式が終わったら、一緒に大学周辺のお店を見て回ったり、
ランチを食べたりするのも良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大学の入学式に親はついて行っても良いのかどうかについて、
ご紹介してきました。
世間的には、親が大学の入学式に参加するのは『普通』のことです。
子の中には、嫌がる子もいるかもしれませんが、
実際に行ってみると、
親同伴で入学式に参加している人の方が多いことに気がつかれるはずです。
参考になりましたら幸いです。
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