「小牧平成夏祭り」は、
愛知県小牧市で毎年7月下旬に行われているお祭りです。
平成元年に第一回大会が開始されて以降、
一度も休むことなく続けられて来たこのお祭りですが、
平成ラストの年となる2018年の開催を最後に、
一旦区切りを迎えることが先日、正式に発表されました。
2019年から元号が変わりますから、
“平成”夏祭りが終わるのは、仕方のないこととは言え、
地元民としてはさみしいかぎりです。
そこで今回、
改めて地元民の目線から小牧平成夏祭りの見どころと、
おすすめの屋台情報や駐車場事情などをご紹介したいと思います。
最後のおまつりをぜひ楽しんで行ってくださいね。
小牧平成夏祭りで絶対食べるべき「屋台飯」はコレ!
当日は、約60の屋台がラピオ通り商店街に並びます。
地域をあげてのお祭りなので、
その日は複合施設や商店街周りの道路は封鎖され、
歩行者天国になります。
ふだんから商店街にあるお店も、
もちろん屋台として営業・出店します。
この機会に、老舗の和菓子屋さんがつくる本格的なかき氷や
ソフトクリームをぜひ堪能して行ってください。
特におすすめは、つぎの二つです。
・吉乃庵の雪氷
かき氷と言えばお祭りの定番ですが、
こちらは、粉雪のようにふわふわサラサラの“雪氷”です。
ぶどう味に使われているぶどうは、
小牧・春日井で取れたぶどうを使用しているそうです。
吉乃庵さんの夏の定番メニューでもあるこちら、
もし機会があれば、お祭り以外の何でもない日にお店に行って、
テーブルで頼んでみてください。
お茶と生クリームが添えられて、
雪氷をよりおいしく味わうことができます。
・藤屋のソフトクリーム
ふだんはおまんじゅう屋さんをされているこちら、
なんと、明治13年創業の老舗です。
ここでは200円という格安の値段で和菓子屋さんの、
こだわりのソフトクリームが食べられます。
素朴な味わいがくせになると評判です。
この藤屋さんも普段は、
落ち着いた雰囲気の甘味処といった趣の感じの良いお店です。
おまんじゅう屋さんですが、
喫茶店のように中で注文もできます。
おまつりに来られたら、
ぜひこの二つを食べて行ってください。
ちなみに私はというと、毎年たこ焼き屋さんで、
たこ焼きとからあげのセットを買って食べるのが楽しみになっています。
あつあつ・ボリューム満点のセットが人気で、
お祭りが始まる前から並んで買って行かれる方もいるくらいです。
やっぱりお祭りと言えば、
たこ焼きは外せませんね!
小牧平成夏祭りの花火や駐車場事情
今年の開催情報はまだ解禁になっておりませんが、
小牧平成夏祭りは毎年、
7月の第4回目の連続した土曜日・日曜日に開催されます。
友好都市である北海道二海郡八雲町の八雲山車行列に範を取り、
八雲山車と同じような、ねぶた山車を中心とするパレードが、
2日間にわたって見られます。
最後の日にはフィナーレとして、
市民会館で和太鼓の演奏と手筒花火の打ち上げが行われます。
花火の打ち上げ数はおよそ1000発。
太鼓の演奏ともあいまって夏の夜空に、
光を放ちながら、太くまっすぐ昇って行く
ほうき星のような花火たちは迫力満点です。
ぜひたくさんの方に、
最後まで見て行ってほしいと思います。
会場までのアクセスですが、
県外から来られる方は電車が便利です。
名鉄「名古屋駅」から名鉄「小牧駅」で下車していただくと、
会場まで徒歩5分で着きます。
車の場合は、
小牧ICから国道41号線、国道155号線経由で約10分です。
市役所の駐車場が172台無料で停められますが、
早い者勝ちなので注意が必要ということと、
市役所から会場となっている市民会館までは
歩くと少し遠いです。
初めて来られる方は、
電車の方がわかりやすくて良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
小牧市の、最後の平成夏祭り。みなさんぜひ足をお運びください。
お待ちしています。
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