「川越祭り」は神奈川県川越市が主催する、秋のお祭りです。
江戸時代の「天下祭」を現代に再現した山車行事としてもよく知られています。
一台ではなく、何台もの山車が辻で向かい合い、提灯が乱舞するなか、笛や太鼓の囃子が入り乱れ、競い合う「曳っかわせ」は、川越祭り最大の盛り上がりポイント、一番の見どころとなっています。
2005年には国の指定重要無形民俗文化財として指定されました。
今回は、そんな川越祭りの、穴場の駐車場と屋台情報についてご紹介します。
川越祭り2018の日程と駐車場情報
川越祭りの2018年の開催日程は、
10月20日(土)、21日(日)の二日間になります。
一日目の13時30分頃から市役所前の山車巡業が始まり、夕方になると、山車に提灯がともり、「宵の山車揃い」が始まります。同時に、鳶職人による伝統芸能「はしご乗り」も披露され、一日目の盛り上がりはピークを迎えます。
二日目は「神幸祭」がおこなわれます。
川越祭りのルーツとなった江戸時代のお祭りになぞらえておこなわれるお祭りで、川越氷川神社から出発した神輿の行列が、一日かけて蔵造りの街を巡行します。
市役所前に再び山車が揃うと、夜はいよいよ、山車同士の激しい競演「曳っかわせ」が始まります。
「曳っかわせ」は川越祭り最大の見どころで、複数の山車による“対峙”“対決”の要素があることが、見る者の興奮をかき立てます。
すなわち、山車同士が交差点でエンカウントしたらバトルスタートです。
勝ち負けを競うゲームではないので、あくまでも神事としてですが、互いに山車の正面を向け合って、囃子と踊りを見せ合い“対決”します。川越祭りがもっとも盛り上がる瞬間です。
大規模なお祭りにふさわしく、当日は地元のたくさんの小・中学校で臨時の駐車場が開放されます。
いずれの場所も駐車可能台数は100台前後とかなり余裕があります。注意するべきはむしろ、当日市内でおこなわれる交通規制です。
車両通行止め区間がありますので、公式ホームページで場所をあらかじめ確認して行かれることをおすすめします。
・市民グランド
・小仙波駐車場
・川越第一中学校
・仙波小学校
・富士見中学校
・月越小学校
・今成駐車場
・川越駅西口臨時駐車場脇田本町20-8
川越祭りの屋台は?
お祭りと言えば、外せないのはもちろん屋台ですよね。
川越祭りでは毎年、地元の団体や各商店街のお店が協力して、会場周辺の様々な場所で屋台が出店されています。
メインは、川越駅と本川越駅前を結ぶ商店街クレアモールです。
商店街に沿ってずらりと並ぶたくさんの屋台は、見るだけで楽しくなります。
クレアモールは、山車が見られる市役所前からは少し離れてしまいますので、もし、山車メインで楽しみたい場合は、一番街商店街に出ている屋台に行かれる方が、混雑が回避できて、市役所まですんなり行けるのでおすすめです。
川越祭りでは、たこ焼きやお好み焼きなどのオーソドックスな屋台の他に、「屋台村」とよばれる、地元のお店が出店する屋台の一角があります。
地元の本格的なB級グルメを食べられると評判です。
屋台村の主な出店場所は、次の3箇所です。
・丸広百貨店の裏
・蔵造りの街 埼玉りそな銀行横
・札の辻交差点周辺
私のおすすめは、ミオ・カザロのロングフランクフルトや、中華風お焼き「シャーピン」、からあげ屋さんがつくっている厚切りベーコンです。
おつまみにピッタリですよー!
あとがき
いかがでしたでしょうか。
屋台村のグルメは外れがなくて、どれもおすすめです。
そこでしか食べられないものも多いですしね。
川越祭りにいらした際は、ぜひ屋台村へも立ち寄ってみてください。
参考になりましたら幸いです。
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