ホットヨガのあとに具合が悪くなるのは
“好転反応”であると言われています。
ホットヨガを終えて代謝が活発になった身体が、
自分の中にある悪いものを外に出そうとして戦っている間、
一時的に、発熱や下痢などの症状がつづくことがあります。
この状態が終わると、
すっきりして肌や内臓の調子が以前よりも良くなることから、
一時的に体調が悪くなるこのときの状態は
“好転反応”と一般によばれています。
今回は、ホットヨガで起こる
好転反応についてまとめましたのでご紹介します。
ホットヨガは好きだけど好転反応に危険はないのか、
実は不安に思っているという方も多いと思います。
ぜひ参考になさってみてくださいね。
ホットヨガの好転反応とは!?
ホットヨガを始めると、
まもなく頭痛や吐き気、だるさ、急激な眠気におそわれたりなど、
身体に不調が起こる場合があります。
中には、“肌をきれいにしたくて始めたのに、
いきなり吹き出物が増えてがっかり”という方もいます。
こうした不調が起こる原因は、
ホットヨガで身体を動かし筋肉をほぐして血流をよくした結果、
それまで体内に蓄積されていた毒素が血液の流れに乗って、
一気に身体の表面に押し上げられたためです。
老廃物が身体中をめぐっているあいだ、
この不調は続きます。
もともと運動不足の人は、
たまっている毒素や老廃物の量も多いため、
この不調を強く感じやすいと言われています。
ホットヨガの好転反応として、
たとえば下痢は、大腸の働きが活発になることで、
それまで大腸にへばりついてたまっていた便が排出されやすくなった結果ですし、
発熱や吐き気といった症状は、
血液中にたくさんの毒素がめぐり始めたときに、
血液中の細胞がこれをやっつけようとして戦っている証拠です。
ホットヨガは危険ではない!?
ホットヨガの好転反応は、
身体の状態が良い方へ向かっている証拠ですので、
ホットヨガを続けているうちに
症状はだんだんとおさまっていきます。
ただし、注意しなければならないのは、
その具合の悪さが好転反応によるものではない場合です。
ぱっと見た目には区別しづらいため、
今の不調が好転反応によるものかそうでないのかについては、
慎重に見極める必要があります。
それでは、
好転反応ではない不調とはいったい何なのでしょうか。
ホットヨガというのは、
高温多湿の室内でヨガを行うことを主目的としています。
そのため、この環境が身体に合っていないと、
身体が拒否反応を起こし、そこから何かが好転する見込みもなく
“単に具合が悪くなる”ということが残念ながら起こりえます。
たとえば、ホットヨガの最中に熱中症のような症状になったり、
真冬に、ホットヨガを終えてスタジオから外に出たときに、
室内と外との温度差で自律神経が乱れて気分がわるくなったりといった場合です。
汗を大量にかくため、
水分が足りなくなって便秘になったというひともいます。
『ホットヨガヘ行くと便秘になる』というのは明らかに、
水分不足によるただの身体の不調で好転反応では決してありません。
好転反応なのかそうでないのかの判断は、
ホットヨガを1回体験しただけではわかりづらいものです。
もともと体質的に高温多湿の環境が合わないという方もいます。
目安としては、4〜5回通ってみて、
どうも体質が改善している気がしない、
むしろ悪くなって行っている気がすると思うときは、
危険ですのでホットヨガはやめられて、
普通のヨガに切り替えるのがおすすめです。
繰り返しになりますが、
好転反応には危険性はありません。
ただその身体の不調が好転反応でなかった場合は、
危険ですので慎重に考えられた方が良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ホットヨガの好転反応についてご紹介してきました。
・ ホットヨガの好転反応は、毒素を身体から追い出すまでの間、
毒素が血液中をめぐっているために起きる一時的な身体の不調。
・ 好転反応自体に危険性はないが、
もともとホットヨガが身体に合っていない人の場合にも
身体に不調が現れることがあるので、どちらであるかの見極めは必要。
となります。
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参考になりましたら幸いです。
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